くらしのいずみ/谷川史子

今日本屋さんにいって新刊コーナーを見ていたら、新刊がでていたので買って、あっという間に読んでしまった。

くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)

くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)

谷川史子さんの漫画は、中学生のころ大好きで、谷川さんの描く男の子はいつも初恋の男の子だ、とかなんとか、思ったりしていた。そして、あれからずいぶん経ったいまでも、やはり谷川さんの描くのは、初恋の感じだとか、思ったりする。
くらしのいずみ」には、夫婦をテーマにした6津の短編と、1つの短編が収録されている。どれもいいんだけど、とくに、3、4話めは、はじめて「緑の頃わたしたちは」を読んだ時の、あの感じを思い出したりした。それから、6話めは林明子さんの「きょうはなんのひ?」や、ちょっと違うけど「駅から5分」の1話めのような、宝探しみたいな場面が大好きです。
どれもこれも、甘酸っぱいというか、好きという前向きな気持ちばっかりが溢れていて、読んでて幸せな気分になる。