いましろたかし傑作短編集

「クール井上」の文庫版です。文庫版て読みやすくていいなあと思いました。このシリーズで「釣れんボーイ」も出るらしいのがうれしい(持ってるの分厚くて読みにくいし…)。
この本に入ってるので特に好きなのは「釣れんボーイ外伝」なのですが、釣りしてる途中で猫に魚やったりするの、こういう、日常雑記みたいなの、もっとたくさん読みたいなあと思うんだけど、いつのまにか、いましろさんはそういうのやりたくないのかなーどうかなーとか思いながら読んでる自分がいて変だ。「習作」のいきなり毛をそりたいとかいうトコも好きです。だいたいいましろさんの漫画にでてくる人たちは、不器用なんだけど、やさしいっていうか、いいやつなんだよなーとか思う。女の人の描き方も、わりとたくましい感じなのがいい。
全然関係ないけど「愛しのアイリーン」のラスト思い出したりする。