2007・2008年のマンガとランキング

id:roberto さん経由で知った、2007・2008年のマンガランキングまとめを読んだので、思ったことをぶつぶつ書いてみます。

2007・2008年のマンガランキングをまとめてみる - WebLab.ota
http://d.hatena.ne.jp/./n_euler666/20080330

私が昨年末に書いた2007年まとめ→(id:ichinics:20071228:p1)をふりかえってみると、「皇国の守護者」、石黒正数さん、小玉ユキさんあたりが入ってるランキングがあるのは素直にうれしい。
そんでも、ランキングに入っているので読んだことないのも3割くらいあって、自分がかなり偏った趣味であることは自覚できるんだけど、でも、
どのランキングにも志村貴子が入ってないってどういうことだー。今は「青い花」も「放浪息子」もあるってのに! あと「ドロヘドロ」も「ぼくらの」も入ってないし、よしながふみがぼこぼこ入ってるのにオノ・ナツメが「GENTE」ひとつってのも首を傾げてしまうな(ていうか、太田出版のは「GENTE」だけかー)。そういえば、古屋兎丸乙一の「少年少女漂流記」もよかったのにあんまり評判きかないのなんでかなぁ。
個人的に一番しっくりきたのは、「このマンガを読め! 2008」のランキングだったのだけど、これでも1位だった「蝉時雨のやむ頃」(id:ichinics:20070430:p1)が、全体的に高評価すぎてびっくりした。確かにいい作品だと思うけど、なんていうか描かれてることと描き方がすれちがってるような気がしたんだよな。吉田秋生作品の中ではたぶん「ラヴァーズ・キス」に一番雰囲気が近いと思うんだけど、個人的にはあの頃の方がずっと、作品と作者が寄り添ってるように感じられた。ともかく、2007から2008に出た漫画では、ほかにもおすすめしたいのたくさんあるなぁ…。と思いました。
それから、わたしは基本的に短編漫画が好きなんだけど、短編漫画ってあんましランキングとか入らないよねーとかそういうことも思ったりしましたが、とりあえずもっと漫画読もうと思った!というのが結論です。あといきつけの漫画屋さんがほしい。