日記日記


思ってることを思ってるように日記に書くのが難しくなってきたような気がする。もちろん、今までだって思ってることを直接そのままに書いてきたわけじゃない。けれど、今とても楽しいとか落ち込んでるとか、そういう自分の「気分」のことには、頓着せずに書いてきた。
私が日記を書き始めたのは、その当時勤めていた会社でいろいろもめ事があり、けして落ち着いて仕事をしていられる状況じゃなくて、そのストレス発散みたいな気持ち、だった気がする。あの頃は、朝から晩まで、あの場所にいるのが嫌だなーてことばっかり考えてて、でも日記に会社のこと書いたことはほとんどなかったんだけど、それでもなんかすごく、日記を書くのは楽しかった。
考えたいことを考えて、好きなものの話をして、私の日記にたまに出てくるけど「コピーロボット」と話をしたい、というのは、この日記を書く作業にちょっと似てるのかも。つまり、書くことは自分に向けて話すことに似ている。
そんな個人的なものを、誰かに読んでもらえるっていうのは自分にとって特別なことだ。例えば、まったくの個人的な、普段だったら口に出して話す事なんてないような考えに、誰かが反応してくれることがあるなんて、十数年前の私は想像もしてなかった。
だからこそ、なのか、それとも単純に自分のためになのかわからないけど、私はこの日記を書く事が楽しいままでいたいなーとか、最近ちょっと考えたりした。