カブのイサキ/芦奈野ひとし

カブのイサキ(1) (アフタヌーンKC)

カブのイサキ(1) (アフタヌーンKC)

ヨコハマ買い出し紀行』の芦奈野ひとしさん新作。
どういうわけか、地面の大きさが10倍になってしまった、東京タワーが3333mの世界。移動手段には飛行機がアシ代わり、というわけで、主人公はご近所のシロさんに飛行機を借りて練習をしている。
物語は、シロさんの「ハイパー・スーパーカブ」であちこち巡りながら、たんたんと描かれる。「ヨコハマ」とパラレルな雰囲気をもったお話でした。
例えば豆腐を待ちながら外で月見酒しているシロさんとか、大きくなった大山とか、でかいフキの葉の上に着陸したりとか、描かれる風景がすごく魅力的で、ついここで生活してみたくなる。たいへんだろうけど。でも私も飛行機のりたい。
この世界もやっぱり黄昏なんだろうか、とか、そこはまだわからなかったけど、どちらにしても、毎日があるというところはヨコハマと同じくかわらないだろう。
続きを読むのが楽しみです。