よくかんがえること

気がつくとロシアンルーレットで勝つ方法とか、手錠の鍵がなくなってしまったときの対処法とかダイイングメッセージの残し方などを考えてたりするのはきっと私だけじゃないと思うのですが、これほど実生活で役にたたなそうな懸案事項もないよなと思います。
とはいえ、その想像もワンパターンで、例えばロシアンルーレットの必勝法については、何かで読んだ「音だけでシリンダーの回転数を数えられる」とかそういう特殊能力が設定されている場合しか思いつかない。結局は必勝法がないってところが、よく物語に登場する理由なんだろうなあ、とか。だからそれをはじめるまでの駆け引きが面白いんだろうなあ、とか。あと全ロシアンルーレット場面での「最後の1発まで残る」確率がどのくらいなのかも気になる。個人的には最初の一発があたりの方がいいなー、とか。
それから、手錠をかけられるのは鍵がなくなるフラグのようなものだと思いますが、映画とかでよく真ん中の鎖だけ切るっていうのを見るけど、あれ最終的にはどうしてるの? 鍵ないのにどうやってはずすの? とか。手錠って確か、締めれば締めるほど締まるんですよね。何を言ってるかわからないと思いますが、外そうとするとさらに外れなくなる、という描写をよく読むので、ペンチかなにかで切ってもらうにしても、手首と手錠との間にペンチを挟み込める隙間すらなくなっちゃったらどうしよう、とかいらぬ心配をしています。
ダイイングメッセージについては、いつも思い浮かべるのがアスファルトの上に倒れてる自分が血文字を書こうとしている場面なんだけど、結局指が痛いってところで思考停止してしまう。ダイイングなのに。
あと全然関係ないけどドアを蹴破る場面で足がドアに刺さったまんまになっちゃったらすごく痛いだろうなーという想像もよくします。テレビとかで木製のベニヤばりのうっすいドアとか蹴破るの見るけど、蹴った反動でこけて足にささって大変、とか考えてるだけでふくらはぎが痛い。