四畳半、たましい、夏

楽しみにしていた木曜日夜の「四畳半神話大系*1が終わってしまった。とても面白かった。私にしては珍しく、ほとんど全回放送時に見ていた作品なのだけど、全回もれなく素晴らしかったし、最終回をみて、これは全11回でひとつの作品だったんだなとしみじみ思ったりもした。今日原作を買ってきたので、読み終えたら改めて感想書こうと思う。
それにしても、最後の2話の展開は、これまで積み重ねてきたものを混ぜ合わせてラッピングして、開くと新しいものが出てくる手品のようだった。ぐっときた。

ただ、目の前の好機をつかめといわれても、その好機がなんであるのか、これですか、ほんとに?、いやいやまさか、って構えてしまう主人公の及び腰は他人事ではない。そんなだから(略)とか思いつつぼんやりしていた今週、なんかいろいろついてない感じで、友だちと会っても「魂抜けてるねー」って言われてしまい、申し訳なかった。ちなみにマブイは沖縄で魂って意味だと今週知った。グーグルで。

土曜日は買い物に行った。欲しいと思ってた靴を買って、嬉しくて店出てすぐに履きかえる。靴は自分で見えるから楽しくていいよねって思ったけど、見てると足の甲の日焼けが気になって、そういえばこれ、潮干狩りに行ったときのだなとか思い出す。映画を見て帰って、夜はテレビでサッカーを見た。ちっとも風が入ってこない網戸の向こう、夏の夜はリッチブラックっぽい、と思った。

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