6年


例えば小学校に入学して、友だちができたり人見知りしたり、新しい教科書やノート、うわばき、給食の揚げパンには豚汁で、焼きそばには杏仁豆腐、廊下でスライディングタックルの練習をして、ブランコから飛び降りて怪我をし、家ではディズニーランドに行きたいと言って泣いたり、友だちのファミコンを眺めたり、じゆうちょうに漫画を書いて回し読みしたり、好きな人ができたり、友だちとその話にあけくれたり、怒られたり、たまに褒められたり、学芸会や運動会やドロケイや夕方や、朝やお昼休みのドッヂボール、百葉箱ピロティ帰り道、先生さようなら、そして皆さんさようなら、なんて言葉だけでは埋まらないあの6年間と同じだけの日数が、この日記を書き始めてから経ちました。そして、この6年間はと言えば、これはこれで、いろいろあった、としか言いようがなく、転職もしたし引っ越しもしたし、あれもしたしそれもしましたししなかったりもしましたね、ってちらほら読み返して懐かしい気持ちになるとともに、過去の自分に対する反発心みたいなものもあって複雑だ。
基本的に書いてることはそれほど変わっていないような気がするけど、それでも、いつの間にか書かないようにしている類のこと(もしくは書いても、ここにあげるのもなんかなと思うようなこと)は増えていて、それは長く続けることで、照れくささだったり癖だったり面倒臭さだったりが増えてきたからなのかなと思う。
ただ、そういうのはいつかまた減るような気もしてるし、ともかく、考えていることを、まとめられる場所があるのは自分にとっていいことだなと思っています。
というわけで小学校を卒業したら中学生ですし、今後は中学生っぽい日記を書いていきたいなと思います。