「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」


1、2は見てないんだけど、予告がとてもかっこ良かったので気になって見に行きました。(公式HPで見れる→http://www.tf3-movie.jp/)かっこいい。
でもここでかかってる「デデデデデデデン…」ていう緊張感をあおる音楽が映画ではかからなかった(たぶん)気がして残念でした。
【以下ネタバレかもしれません】
特に楽しみにしてたのは予告でもながれるぬるぬるしたロボットの登場シーンでした。大きくわけて2回でてくるところがあるんだけど、最後まで見て結局あれはなんだったのかよくわかりませんでした(ストーリーを理解してないせいか途中まであれがラスボスだと思ってたし)。
全体的に、アクションシーンが凝ってるわりに物語のつかみ所がないというか、わりとショックなことがあったはずなのに主人公の反応が薄く画面の余韻もないとか、定期的にヒロインのセクシー美女が登場するけど主人公との関係がいまいち掘り下げられないとか(1、2見てないから知らないだけかも)、コメディなのかよくわからないシーンがわりと多い、というのは気になった。
ただ、私は同じ監督の「アルマゲドン」を見たときにも似たようなことを思ったので、これはきっと相性の問題なんだと思います。
でもトランスフォーマーが存分にトランスフォームを繰り返したり、あまりにもでかい対象に向かって人間がわりと善戦してしまう感じとか「俺が思いついたかっこいいアクションシーン」を出し惜しみせずに撮りまくった結果がこの映画なんだろうなとも思うし、そういうところは好きです。
でもだからこそ、3D眼鏡で若干画面がぼやけてしまうのがもったいなかった(これは映画館によると思いますが)。ああいうのは3Dよりも2Dでいいからくっきりはっきりした映像で見た方が楽しい気がします。デデデデデデデン!