Never Is A Promise

以前働いていたCD店に自分が働いていた頃の店長が戻っていると聞き、仕事終わりに会いに行ってみたのだけれど、あいにく今日はおやすみとのことで、でもせっかくここまで来たのだから、と近々買うつもりだったFIONA APPLEの新譜を買った。1作前はいつだっけ、と自分の日記を検索するとなんと2005年のことで、でも今その新譜を聴きながらこれを書いているのだけど、この声を聞くだけで懐かしく、思い出すのはむしろ1stと2ndが出た、それこそ自分があのCD店で働いていた頃のことだった。
2005年にも同じようなことを思い出して、私は「6年前」という日記を書いている。それならこの日記は「7年前」なのか「13年前」なのか。
文字にすると気が遠くなる。13年前の自分は、自分に13年後があるなんてことを想像できなかったし、それは今もかわらないように思う。でもこうしてFIONA APPLEの声を聞いて、そこからよみがえる気持ちの感触を思い出せるということは、確かに私をどこかに繋いでいるような気がしている。