「補助隊モズクス」1巻/高田築

補助隊モズクス 1 (ビームコミックス)

補助隊モズクス 1 (ビームコミックス)

「野ばら」(id:ichinics:20100819:p1)がとてもよかった高田築さん待望の新刊! 面白かったです。
宇宙人のような3匹と契約してしまい、人を乗っ取る「倫虫」と戦うことになるサラリーマンのお話。
倫虫を倒せるのはその3匹の「補助隊」だけで、補助隊は主人公の思った通りに動くことで戦う、というルールみたいです。倫虫はそこら中にいてあちこちで事件が起こっているのに、世の中があんまり混乱してないように見えるとことか、それぞれの補助隊の能力とかいまひとつ設定がはっきりしてないと思うとこもあるけど、アクションと会話のテンポがとてもよくて読んでいて楽しい。「細かいことはいいんだよ」感が、上に感想かいた「LOOPER」と通じるような気もしました。
「野ばら」を読んだときに福山庸治さんを思い浮かべたりしたけど、倫虫の設定とかはちょっと「臥夢螺館」の影響を感じたりもした。
続きがたいへん楽しみです!