「アップルシードα」1巻/黒田硫黄

面白かったー!
『大王』に収録されている、手塚治虫の「メトロポリス」を描いた短編と近い雰囲気で、私の知っているアップルシードとの共通点はデュナンとブリアレオスがでてくることくらいしかないんだけど、黒田硫黄の描くSFはやっぱり格別で、この企画をした人に感謝したいです…。
ごちゃごちゃした街中に「ビル型ドローン」が潜んでいたり、サイボーグが市長の町で人間は配給バターをそのほかの食品と交換して暮らしていたり、ブリアレオスがブリやんと呼ばれてプロパガンダ映像に借り出されたり、ラピュタだったらタイガーモス号に乗ってるみたいなごちゃごちゃした感じが楽しい。
早く2巻が読みたいです!