ほうじ茶、その後

 先日、毎朝銘柄の異なるほうじ茶(ホット)を交互に買っているという日記を書いたのだけど、いざ書いてみると何だか不毛なことをしている気がして、でもあったかいほうじ茶は飲みたい、という訳でついに水筒的なものを買った。水筒というか魔法瓶というかタンブラーというか、何ていうんですかね、あのOLさんがよく持っている(イメージの)そこから直接飲み物が飲める保温性のある容器です。
 既に使っている人には何を今更な話だと思いますが、これが本当によい買い物だった。私は普段、朝起きるとまずお湯を沸かしてパンを焼いて、その間にお弁当を詰め…という作業をしているのですが、そこに一工程、この魔法瓶にお茶を入れるという行程が加わっただけで何だかすごく、日々に潤いを感じる。
 まあ、我ながら潤いハードルが低いなとは思いますが、飲み物をわざわざ買わなくてもいいってだけで何かすごい得した気分になれる。実際は何も得してはいないんだけど、貯金箱に小銭を入れた時のような、やってやったという達成感はあり、
 今年の夏はきっとこれで氷を入れた飲み物を持って行ったりできるのだと思うと、未来のお得感も担保されているというわけですばらしい。

 話は変わるけれどここ4か月あまり趣味で書いいていた文字を計算したら190000字くらいになっていて、大雑把に計算すると1日1600字。何のためになるとかではないけれど、そのくらいのペースで4か月続けられるくらい夢中になれるものがまだあったということが単純に嬉しい。
 これもまた貯金箱に小銭を入れるようなもので、それ自体は些細であっても、何かは貯まっていると信じることができるかどうかが、潤い(概念)に繋がるのではないかと思ったりしている。
 何かを続ける。それに慣れる。慣れたことを使って新しいことを始める。その繰り返し。