ソウル旅行日記(1日目)

先日、初めての韓国(ソウル)旅行に2泊3日で行ってきました。
行こうと思った理由はいくつかありますが、メインの目的は「おいしいものをたくさん食べる」+買い物もできたらいいな〜という感じ。事前に同行する妹とお互いの行きたい場所をプレゼンした状態で向かいました。
初韓国の感想を簡単にまとめると「ご飯がおいしい」と「思ったより外国だった」です。
TLには、フットワーク軽く韓国に行く方々がたくさんいるので、なんだかすごく気軽に行ける場所という気がしていたのですが、近いのは確かだけど、やはり外国なので多少は困ったこともあった(まあそれが旅行の醍醐味ですが)ので、備忘録を兼ねた日記です。

出発

朝4時起きで成田へ。海外は久しぶりだったけど、ICパスポートになったせいか出国審査が一瞬すぎてびっくりした。免税をちらっと見て、お茶して待つ。
飛行機は2時間程度。話をしてたらもう着いたって感じで本当に近いんだなぁと痛感しました。入国審査もICパスポートだとあっという間。

外に出ると、むわっとした熱気とともに、明らかな異国の匂いがした。「韓国は空港からキムチの匂いがすると聞いていたけど、これがそれかな?」「キムチというよりニラの匂いでは……」なんて話をしながら「A’REX」(スカイライナーみたいなもの)でソウル駅へ。
窓の外を見ていると、次々に車に抜かされていたのでスピードがでてるのかは不明だったけど、約40分程度でソウル駅に到着。これが日本円で1000円かからずに乗れるのはとても安い。(切符はカード式で、改札降りたところでカードを返却すると500W帰ってきます)

早速迷う

14時半頃ソウル駅に到着し、まずは現金を作ろうと駅構内で両替をして地上に出る。
ここからホテルのある東大門方面へは地下鉄で移動する予定でした。なので、とりあえず地下鉄を探さなきゃ……と歩き出してはみたものの、案内が全てハングルで全然読めない。つい、いつもの癖でGoogle mapに聞いてみると、地下鉄ソウル駅は今いる場所の”真裏”みたいにサジェストされた。
なのでトランクを引きずってどうにか駅の向こう側に行けないかとうろうろ歩いてみたんですが、なんかどうも違う気がする……。


途方に暮れてたソウル駅前

そうして30分近く迷った末にスタート地点にもどり、ようやく地下鉄は地下にあるのでは…? ということに気がついた。
A’REXが到着したのも地下だったので、スカイライナー的に全く別の場所に地下鉄の駅があると勘違いしてしまってたんですよね。
そうして地下に降りてみるとあっさり地下鉄が見つかり苦笑。表参道くらいの混雑具合に揉まれつつ、ホテルのある東大門歴史公園駅へ到着しました。

ちなみに、地下鉄に乗る前にTmoneyカードというsuica的なチャージ式カードを買ったんですが、これがなんか種類によって値段が違うのは謎でした。とりあえず一番安いのを買って、1万W(約1000円)チャージ。これで3日間足りたので韓国は交通費が安い。

広蔵市場

ホテルにチェックインして荷物を置き、身軽になってまず向かったのは広蔵市場。
朝、成田でドーナツを食べたきりなので完全にお腹が空いていて、ちょうど良いコンディションです。
市場をぐるっと回ってみると、ある程度ジャンルごとに屋台が配置されていることがわかる。
事前に予習目的で見たnetflix番組「ストリートグルメを求めて」広蔵市場回にでていたカルグクスのおばちゃんを見つけて盛り上がったりしつつ、まずは緑豆チヂミを購入。ふっくらしたパンケーキ状のチヂミをさらに油で揚げたジャンク感のあるチヂミを紙コップに刺して手渡され、それを歩きながら食べる。カリカリしていてとてもおいしかったけど、何かしらのタレが欲しい……とも思ったので、チヂミはテイクアウトじゃなくて座って食べる方がいいのかもしれない。
そんなことを思いながらキンパエリアをうろついていると、威勢のよいおばちゃんに呼び込まれ、ちょうど飲み物も欲しかったことだしと着席することに。キムパを2種類と私はビール、妹はマッコリを頼んで着席。
キンパにはからしだれがついており、これもなかなかさっぱりしていておいしい。となりにはおしゃれな現地のおじいさん三人組が座っていて、すでにマッコリをボトルで3本くらいあけていて楽しそうだった。蒸し暑い日だったのでビールも美味しく、すっかりのんびりした気分になる。
他にもユッケとか色々食べたいものあったのでここはぜひまた行きたい。




休憩と地図

ソウル駅で時間を食ったせいもあり、この時点で既に17時近くなっていた。
とりあえずコーヒーでも飲んで落ち着きたいということで、友人のインスタで知ったカフェtwofficeに向かう。

ビルの5階くらいにある見晴らしの良い、素敵なお店でした。

コーヒーを飲みながら、今夜の予定を話し合い、行きたい場所の地図を検索しておくことに。
初めての韓国旅行で意外だったのは、人と話すのには英語や片言の韓国語を混ぜて通じるけれど、とにかく文字が難しいということでした。特に標識の類がほぼハングルで、例えば「広蔵市場」と認識してても漢字の標識はないというのにちょっと戸惑った。
ハングルが読めるようになる本とかも読んでいたのですが、仕組みはなんとなくわかったもののまだ全然読めるには至っておらず、せめてアルファベットでふりがながふってあれば……と思うんだけどアルファベットもあんまりない気がした。
アジアは中国(上海)と香港数回、ベトナムインドネシアとタイに行ったことがありますが、街中の文字の見当のつかなさは韓国が一番かもしれないと感じた。(タイ語も難しいけどタイは割と英語表記が多かった印象)
なので地図が頼みの綱。
とりあえず出発前にコネストの地図アプリ*1を入れておいてよかったと思った。

休憩したあとは、東大門のファッションビルをいくつか見てまわる。DOOTA MALLのコンバースでスニーカーを1足買ったあと、ハローapm 、LOTTE FITINあたりをのぞく。雰囲気的にはファストファッション中心という感じで「アルタっぽいよね」「アルタより上野かな?」とか言いながら眺めるだけ眺めて、晩ごはんへ。

蟹からのTHE MASK SHOP

同行した妹の食べたいもの第1希望がカンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)だったのだけど、予定していたお店は予約が取れず、ネットで検索して向かったのはアグランコッケランという東大門のお店。
www.konest.com
ここは御徒町あたりの食堂を思わせるような、のんびりした雰囲気の店だった。
カンジャンケジャンを頼むと、チヂミやキムチなどのお惣菜もついてきてめちゃくちゃ豪華な食卓に。
蟹は食べるのが難しかったけど、甲羅にご飯を入れて蟹みそ和えご飯を作って食べるのは天才的なうまさでした。
ここでも結局ビールを飲む。韓国のビールはどれもアサヒスーパードライに似ているな…とか話していたら、ホテルのテレビでアサヒスーパードライのCMをたくさん見て、スーパードライ系の味が人気なんだろうなと腑に落ちたりした。

晩御飯の後は、THE MASK SHOPという東大門の化粧品卸売店へ。欲しい化粧品はだいたいここで買うつもりで気合いを入れて向かったのですが、実際めちゃくちゃ安かったです。日本で1枚300円程度で売ってるパックが1枚100円以下だったりする。
ただ、テスターとかはないので、事前にリサーチして欲しいものをピックアップしておくのが大切だと思いました。
私はパック(箱入り)を3種類と、too cool for schoolのシェーディング(RPDRの影響)と、前に使ってよかったイニスフリーのパウダー(500円くらいだったのでは…?)などを買いました。
ちなみにここは現金しか使えないので行く前に両替しておくのが必須とのこと。

この時点ですでに22時近かったのですが、さすが東大門、アクセサリーショップなども絶賛営業中だった。中をのぞいてみたものの、携帯でおそらくfacetimeしながら買い物をする人でごった返しており、あっという間にくじけて退散。
足が痛くなってきたので予約していたマッサージ屋さんへ向かうことに。

マッサージ

東大門なのでマッサージ屋さんですら23時に予約ができてしまう…。短い旅程の中、ギリギリまで遊べる東大門に宿をとったのは正解だったね~と言い合いながらハローapm内にある「柔精 手の香り」へ。

www.konest.com

ここは本当に最高だった…。韓国式経絡美人ケアという背中&顔のコース事前に予約しておいたのですが、施術中特に説明などはなく、背面から全身マッサージしてもらって股関節や肩をじっくりほぐされ背中にパックまでされて、「これはもしかして背中中心のコースだったのかな?」なんて考えていた。
しかしそこから仰向けになると、顔にも同じくらいの時間をかけて丁寧に施術してくれたので驚いた。歩き疲れた足もじっくりほぐされて随分楽になる。
「月イチで来たい」と言い合いながら足取り軽くホテルに戻ったのが1時くらい。疲労困憊だったけど根性でシャワーを浴びて就寝。1日目が終わりました。
(2日目に続く)