10月11日/誕生日と説得

実家に行く日に合わせて、2歳になったばかりの甥っ子の誕生日祝いもしようということで、この日は大きなボストンバッグに甥っ子への誕生日プレゼントと、100均で買った三角コーナーと袋、父の冬用のパジャマを詰め、今日作る料理用の食材はリュックに背負い、さらに駅前のケーキ屋さんでデコレーションケーキも買う…という大荷物で向かった。

昼食は親子丼。夕食は豚汁、ほうれん草ごまあえ、親子丼であまった三つ葉入り卵焼き、少しだけお刺身という献立。

先日、トラウマによって10数年もの間「自宅で食事」ができずにいたななまがり森下さんが、そのトラウマ克服をするために、料理が得意な水田さんに新居で料理をしてもらう、というyoutube配信*1を見た。

相方の初瀬さんも、先輩である水田さんも、森下さんのトラウマにしっかり寄り添い、急かすことなく、ちゃんと美味しい物を食べてもらおう! という前向きな配信で、これがとてもよかった。
そして、この配信をきっかけに、水田さんのお料理番組を見るようになり、親子丼と豚汁はそこで紹介されていた作り方を真似てやってみたのだけど、これがかなりうまく行った気がして嬉しかった。
父は基本「刺身」にしかコメントしないんだけど、うまくできれば自分が嬉しいので、料理がわりと好きでよかったなと思う。

食事の後、ケーキを食べる算段だったのだけど、甥っ子はそうそうに寝てしまったので、寝顔とケーキを一緒に写真にとり、大人だけでケーキを食べた。大きくなったらこの写真を見せようと思う。

この日のもう一つのタスクが、父親にショートステイ利用を試してもらうことの説得だった。

今現在は弟2と妹、私で回しているけれども、それぞれフルタイムの仕事があったり子どもがいたりするので、誰か1人がかけたらかなり厳しいスケジュールになっている。
これから冬で感染症が流行るような季節でもあるため、誰かが対応できなくなったときは一時的にショートステイに居てもらう、ということが必要になる可能性もある。
そういった緊急事態のときに慣れないことをするのは怖いので、早めにチャレンジして、使い勝手などを知っておくことが大事だと思い、今月末、同居の弟が外泊する用事があるのでそこに合わせて利用してみようと先月から相談をしていた。
そして先週、一度はOKしたものの、弟と2人になってやっぱり嫌だ(HPを見たけど雰囲気が気に入らない、など)と言い出したので、再度、みんな協力しているので、父にも協力してもらわないとこの生活はやってけませんよ、という話をした。
そして、渋々了承、この件については私が担当、キャンセルしたいなら弟ではなく私に連絡をということでいったん終わった。ケアマネさんにも連絡した。
ただ、父のこの現状維持指向は今に始まったことではなく、長年母が苦労してきたことなので、次週、果たしてどうなる!?です。
(泊まる予定は再来週)

説得が終わったところで私も妹もちょっとホッとして(甥っ子が眠っているうちに)片付けをすすめる。
母の衣類とかはなかなか整理しづらいのだけれど、ひとまず下着は捨てようということになり、袋詰めしていく。
今のところの目標は、母の部屋を整理して、弟1が帰国した際、実家に泊まってもらえる場所を作ることだ。

夕方、目を覚ました甥っ子に誕生日プレゼントを渡した。
プレゼントは音声つきの動物ずかん。甥っ子はすぐに遊び始めていてよかった。

そして帰宅後、妹から「動物ずかん、寝室にログインしました」というLINEがきて、安眠を祈った。