「REPEATER+3」「Instrument」/FUGAZI

Instrument - O.S.T.

Instrument - O.S.T.

この前の「Faraquet」再聴を切欠に、まずはFUGAZIをちゃんと聴くべきだと思うに至って集めはじめているのですが、これがもう、びっくりするくらい格好良いんだ。FUGAZIを初めて聴いたのは確か「Instrument」というFUGAZIのドキュメンタリー映画を貸してもらって見た時だった。それで、すごい格好良い、と思って買った、その映画のサントラでもある同名のインスト集「Instrument」は、長らく愛聴している。特に唯一のボーカル入りトラック「I'm so tired」は、個人的ベストトラックのかなり上位に入り続けています。
でも、第一印象がインストばかりだったせいか、「REPEATER+3」とかは買ってすぐ聴いて、なんとなくしっくりこないまんまで放置していた。
Repeater & 3 Songs

Repeater & 3 Songs

そこに昨年のザゼンブームです。もう最近は全てがザゼンに繋がってしまうけど、それは似ているとかそういうことでなく、ただ私の耳の中の、ある回路をザゼンが開いたような気がしているということだ。
そんで改めて「REPEATER+3」を聴いてみたら、これがまたえらい格好良い。「REPEATER+3」は、FUGAZIの3rdアルバム(1989年リリース)のリマスター盤。シングルでリリースされた「3songs」も同時収録されてます。
荒削りな印象もあるけれど、ハードコアというジャンルにカテゴライズされるのではなく、ストイックな統制のもとに、全てのパートが楽器と一体になって絡み合ってコアな音楽になる感じ。こういう音を聴くと、言葉って追い付かないなぁと思う。このアルバムでは「Brendan #1」からの流れが気に入ってます…ってまたインストだけど。あと「Sieve-Fisted Find」あたり。
ともかく暫くディスコード漁りにいそしむつもり。ライブもみてみたい…。でも、その前にまずボーカルの声を聞き分けられるようになりたいので、あのドキュメンタリーDVDも買わなきゃなと思います。

 ビッグコミックスピリッツ 2006/20号

グラビア
かわいい。グラビアでアングルが被ってない(一定の方向からでない)の珍しいなと思った。
SKIN
原作/林宏司、作画/中井邦彦による新連載。原作の方は「医龍」の脚本家の方のようです。整形漫画で「21世紀、幸せになるために必要なのは「外見」だと思いませんか?「たて前」をクラッシュし「本音」にメスを入れる禁断の新連載」とのこと。そうか。この場合のたて前って女側なのかな男側なのかなぁ? ところで主人公の女の子と整形外科医の二人の間にやけに身長差があるのが気になる。
出るトコ出ましょ
「大人気につき女子高生増量中」という扉の文句にうけた。
バンビ〜ノ!
野上さんの来店日に向け一人特訓に励む伴の巻。展開がすてき。いいねぇこういうの。
日本沈没
脱出時の小野寺の脳内映像がかっこいい。IQっぽい。ああーでも原作読むべきなんだろうなぁとか思いつつ漫画読んでしまってるなぁ。
fine.
サイトウ(元彼女)いい奴じゃん、とおもいきや、やっぱこわかった。でも最後のひとコマでみんな白目になるのはガラスの仮面すぎると思った。りおの場合は、赤面→白目っていうそのステップはなんなんだと思う。
闇金ウシジマくん
瑞希がすごい。桐野夏生の小説(「グロテスク」かな)っぽいなとちょっと思った。
ボーイズ・オン・ザ・ラン
社長は神保さんですか…? もう何度も書き過ぎてしつこいけれども、ボクシング少女はいつになったら出てくるんでしょうか…。

 褒めたい不思議

最近、なんか無性に褒めたい、と思う人がいて、ふと思い出したのがzoot32さんのこの記事だった。

わたしがいつも、おもしろいなあとおもうのは、女性というのは、女性同士、顔をあわせると、とにかくおたがいをほめあってよろこんでいるということだ。
http://d.hatena.ne.jp/./zoot32/20051216#p1

うん。まあ確かにその傾向はあるかもしれない。個人的にはすぐ照れてしまって褒めるのも褒められるのもへただったりするのだけど、褒めたい気持ちはかなりある。自分だって褒められたらそりゃ嬉しい。だから、ひとの褒めポイント見つけたら素直に褒めたいなぁとか思うんですが、男性にはそういうのないのかなぁ?
ところで「褒めたいきもち」があっても躊躇うのが、相手が異性の場合で、なんで躊躇うかといえば、それを恋愛的な媚びととられたくないっていうとこなんだろうなと思う。
褒めて素直に「そう?」と言ってくれるタイプならいいのだけど、ちょっと黙られたりするとどうしていいかわかんない。さらに好きな相手だったりしたら「警戒された…」とか思って余計にガックリくるので、褒められないストレスが溜まっていく。それでも勇気だして好きな相手を褒めた時に素直に喜ばれて終了でもむなしいような。ってじゃあ何を求めてるんだかわかんないですけど、好きな相手じゃなくても、気心知れてない異性を褒める際には、なんか躊躇うことが多い。
そんな感じだから、とりあえず何も言わず、まあ褒めてると気付かれないくらいの褒めを小出しにするか、もしくはなんだか喧嘩売ってるみたいな褒め方をしてしまったり、する。もしくは、前述の記事で挙げられてる外見的な部分については、まあ褒めハードルは低い(褒めやすい)ので、外見とか褒めてストレス発散てのも、ある。
でもさぁーちょういい人だ!と思ったら「いい人ですね!」っていいたいなぁ。でも、こんな調子で日々褒めたい欲を押さえつけてると、なんだかどんどん屈折していくよなぁとか思った。
これがネットだとかなり褒めやすいんだけど、その勢いでリアルの知人にメールとか書くと過剰な褒めになってしまう気もするし。こういうの自意識過剰(もしくは考えすぎ)っていうのかなー。