2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 ひぐらしのなく頃に解「目明し編」終了

すごかった。たとえこれが完結編だったとしても私はすごかったというと思う。あんなにあちこちに鍵があったのに、わたしはまんまと引っかかったし引っかかってよかったと思う。個人的にはすっかり引っかかる方が楽しい。 「目明し編」は、こわいけど切ない話…

 擬態語

コックさんをしている友達がいて、と書き出したとこでコックって、と思って検索したところそれはオランダ語らしいです。そこはかとなく文明開化の香りがしますよね、というのは関係なくて、ともかく料理人をしている友達と話してると、たまにメニューの名前…

 べきだ、は、ずるい?

ルールは守るべきだ、というのは、守らないのはずるい、ということなんだろうか。 善悪の二種類に分けると混乱することも*1、ずるい、ずるくない、で考えると、場の協調圧力(?)みたいなものがわかりやすいかもしれない。 そして時に、守らなかった理由(…

 日本以外全部沈没

これも映画化するんですね。知らなかったー! 筒井康隆の短編小説「日本以外全部沈没」を、河崎実監督(『いかレスラー』など)が映画化。監修に実相寺昭雄さんというのが気になります。 「日本以外全部沈没」は小松左京さんの「日本沈没」(もうすぐ映画公…

 時をかける少女試写会

【絶叫機械+絶望中止:確かに話題性は大切だけども。】にて知りました。 『時をかける少女』ブロガー試写実施!30名様ご招待! http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/index.php?cnts=info ものすごく行きたいんですけど、ここは応募資格にある「映画またはア…

 夏の準備

夏向きにワンピースを買った。よく見ないとわからないんだけどかわいい柄で、自己満足できる感じがいい。ワンピースとあわせてマニキュアも買う。 でもほんとは、数カ月前に見た黒地の裾に花柄が入ったコットンのワンピースを買わなかったのを後悔していて、…

 公開中と近日公開の見たい映画

最近忘れがちなので 公開中 GiNGA フェルナンド・メイレレス監督のブラジルサッカードキュメンタリー。そんな面白そうなのやってたなんて知らなかった。渋谷Q-AXにて6/30まで。:公式→http://www.ginga-cinema.jp/ 初恋 公開中:公式→http://www.hatsu-k…

 「それも またよし」と呟く

空中キャンプ(id:zoot32)さんの、「嫌われ松子の一生」の感想を読んで。 映画の感想は前にも書いた*1けど、「嫌われ松子の一生」は、川尻松子という女性の転落人生を描いた小説を、コメディタッチで映画化したものだ。原作はまだ読んでいる最中なのだけど…

 曇天

新宿へ行く。都庁のそばを通る。ビルは好きだけど地上で高層ビルに囲まれる圧迫感はどうも気持ちわるくて、ヘッドフォンかぶってザゼンの威を借りて心強くなる。未だにオフィスカジュアルってものを着れない私は、高層ビルに馴染まない。いろんなことを断る…

 ビッグコミックスピリッツ 2006年/30号

ホムンクルス 連載再開。「わかりやすいのと…わかりにくいホムンクルスがいる!!」とのことだけど、どう展開するのかなぁ。とりあえず伊藤のホムンクルスの謎ときをするみたいだ。 電波の城 引き続き天宮の過去編。「春と修羅」を朗読する場面があるのだけ…

 ひぐらしのなく頃に〜祟殺し編〜2巻

こわかった…。綿流しの日以降の展開はまさに怒濤の勢いで、読みごたえがありました。ゲームやってたときに一番印象的だった場面は、漫画版だとわりとあっさりしていたんだけど、そういうとこふくめて割と客観的に読める。 しかし三四さんこわいわ…。それから…

 「あゆみ」と「ナナカド町綺譚」/須藤真澄

須藤真澄週間です。あゆみ (Beam comix)作者: 須藤真澄出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2001/11メディア: コミック クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見るデビュー作を含む、単行本未収録作品を集めた短編集。1984年から2000年の作品ま…

 後味の悪い映画メモ

日刊良スレガイド:後味の悪い映画 より まとめ見てたら気になるのがいくつかあったので、個人的なまとめメモ。 「後味の悪い映画」と言っても、捉え方はそれぞれで、おおまかに言えばハッピーエンド以外。特に多く見られるのが「物語に救いがないなどの理由…

  再会する音と耳の意志

i-podやを使いはじめた頃はアルバムごとに聞く方が多かったのだけど、最近はフォルダをつくるか、シャッフルで聞くのがほとんど。そしてそれが気に入ってからは、i-tunes上にある音も、だいたいシャッフルで流している。 考えてみれば、今まで自分のもってい…

 パーソン論から、私が「あってしまっている」ということまで

いつも愛読しているid:kaienさんのところで続いている「something orange:妊娠・中絶は殺人か」という連載を興味深く読んでいます。その1のエントリから、その後いろいろ派生して、なんだかちょっと偏った話題になってしまってるようなのだけど、個人的に…

 天国島より/須藤真澄

天国(パライソ)島より (カワデ・パーソナル・コミックス (31))作者: 須藤真澄出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1999/05メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (3件) を見る1989〜1991頃に発表された作品を中心とした短編集。 「永遠」と…

 シカゴ育ち/スチュアート・ダイベック

シカゴ育ち (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (143))作者: スチュアート・ダイベック,柴田元幸出版社/メーカー: 白水社発売日: 2003/07メディア: 新書購入: 2人 クリック: 55回この商品を含むブログ (58件) を見る短編と掌編で構成された、一冊のスケッチブッ…

 桜蘭高校ホスト部@新スパイ大作戦

確か中学生の頃に再放送をしていた「新スパイ大作戦」が大好きで、特にフェルプス君に夢中だったのですが、そう言えば私はあんな風に、キャラクターの特技がはっきりとしているチームワークもの(ゴレンジャーとかもそうですけど)が好きなのだなぁとしみじ…

 デスノート 前編

コミック原作の映画、というのにあんまり期待しないようにはしてるんですが、それでもやっぱ期待してしまうところはあるわけで、でも残念ながら始まって10分もたたないうちに、実写である必要はなかったんじゃ? と思ってしまいました。えっと、実写にしたら…

 やさしい生活 再

昨日kissheeさんに教えていただいて文庫本コーナーを見たらばしっかりありました。で、とりあえず『イッツ・オンリー・トーク』のみ読了して、昨日の映画の感想(id:ichinics:20060622p1)を書き直そうと思った。 というのも、あの映画は、原作とは全く違う…

 NOと言いたい

相変わらずcapsule*1を聞いていて、特に朝の通勤時間とか、気分盛り上げたいときにはこのアルバムを重宝していたりするのですが、2曲目、アルバムタイトル曲でもある「FRUITS CLiPPER」のイントロが、ブレイクで「Are you crazy?」と尋ねられるとこから始ま…

 FEEL YOUNG 7月号

サプリ 佐原編スタートってことかな。そしてドラマ化決定だそうですねー。主演、藤井役は伊東美咲さんで荻原さんが瑛太さんで…すごい月9だなと思ったらほんとにフジ月9だった。見るかなぁー? でも柚木が白石美帆さんてのはあってるなと思いました。 お針…

 街の人

映画は新宿で見たのですが、場内に新宿の有名人であるところのタイガースのおじさんがいた。あのひとは私が新宿の予備校に通ってた頃から新宿にいるのだけど、同じ人なのかなぁ。見かけるとちょっと安心する。下北沢にもそういう人が三人ばかりいて、やっぱ…

 やわらかい生活

監督:廣木隆一 原作:絲山秋子 廣木隆一監督の作品では、この作品と同じく、寺島しのぶ主演の「ヴァイブレータ」が良かったので、結構期待して見に行った。そして、期待どおり、良い作品でした。 本当は原作読んでから、と思っていたのだけど、なかなか書店…

 夏のアルバム

監督/演出:佐々木昭一郎 フィンランドの短い夏を舞台に、日本人の少年がある少女と出会い過ごす日々を描いた作品。少女キルシーに聞こえる氷が砕ける音が、彼女の恋や夏の風景の背後に流れる。瑞々しい作品だった。 アキラの自転車での旅の場面も、フィン…

 CLOSER/JOY DIVISION

上の文を書いていて改めて聴いてみようと思った。それだけで直接には関係してないのだけど。Closerアーティスト: Joy Division出版社/メーカー: Wea Japan発売日: 1999/10/05メディア: CD クリック: 14回この商品を含むブログ (36件) を見る1977年にワル…

 目指すべき世界とはどんなものなのか

「ココヴォコ図書館:ホモ・エコノミクス」というBさんのエントリを読んでちょっと思ったことを書いてみます。以下強調と引用はすべてこのエントリからのものです。 まず、「僕のいうことは基本的にはすべて僕だけにとって妥当な見解です」という前置きの文…

 ビッグコミックスピリッツ 2006/29号

今週はあまり動きなし、かな。 cherry 連載再開。うーん。 電波の城 天宮のFM時代の過去が明かされていく。おもしろくなってきた。 バンビ〜ノ! まず客を知れの巻。アモーレですね。 テレキネシス パットン大戦車軍団。 ハクバノ王子サマ 繋いだ手の描写に…

 その言葉のチカラってのはどんなものなのか

「言葉に救われた。 言葉に背中を押された。言葉に涙を流した。言葉は人を動かす。私たちは信じている、言葉のチカラを。ジャーナリスト宣言。朝日新聞」 今回のCMは、前回と同じく「言葉のチカラ」をテーマにしていますが、「言葉には人を救ったり、勇気…

 凪渡り及びその他の短編/高浜寛

凪渡り ― 及びその他の短篇 (九竜コミックス)作者: 高浜寛出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/03/16メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 16回この商品を含むブログ (32件) を見る様々な男女の交わる風景を描いた短編集。それぞれは独立した物語で温…