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夜明け告げるルーのうた

湯浅政明監督作品が2月連続公開されるなんてまさに盆と正月が一度にやってきたような2017年。 なのにタイミングがあわず見にいけてなかったのですが、アヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを受賞(おめでとうございます…!)した凱旋上映ということ…

夜は短し歩けよ乙女

 湯浅監督の、なんと「マインド・ゲーム」以来の劇場長編映画。しかもあの「四畳半神話大系」のスタッフ再集結と聞いてすごく楽しみにしていました。原作はかなり前に読んだけど詳細は忘れている…、という映画を見に行くのにはちょうどよい記憶具合だ…

この世界の片隅に

監督:片渕須直 原作も素晴らしかったけれど、その印象をこれ以上ないほど丁寧にアニメという表現で再現してみせてくれた、これもまた素晴らしい映画でした。 こわい場面もたくさんあったけれど、映画を見終わった瞬間、私の中に残っていたのは「生活をしよ…

 ガールズ&パンツァー劇場版

タマフルの感想聞いて気になって見に行きました。 なので女の子が戦車に乗るらしい、以上の前知識は皆無で見たのですが、面白かったです。 正直、ストーリーの背景的なことはまるでわかりませんでした。キャラクターも多いので、なんとなくいろんな学校があ…

 思い出のマーニー

感想を書くのがずいぶん遅くなってしまったけれど公開してすぐ見に行ったし、2回見に行ったしつまりすごく好きな映画でした。とはいえ、多くのジブリ作品のように、双手をあげておすすめ!とは言えないと思うのは、多くの人がジブリ映画に期待するであろう、…

 「モンスターズ・ユニバーシティ」

自分の住んでいる街は誕生日月は何曜日でも1000円で映画が見れるという夢のようなサービスがあり、夏休み映画真っ盛りの7月に生まれてよかったなあとしみじみ思ったりするのですが、そのせいかここ数年、夏のディズニー&ピクサー映画とジブリ映画には、窓口…

 「風立ちぬ」

監督:宮崎駿 宮崎駿監督5年ぶりの新作、かつジブリでは珍しい「大人向け」長編映画。「紅の豚」とかも大人向けって言われてたけどそれよりもずっと、はっきり大人に向けられた映画でした。 試写を見た人たちの大絶賛を見ていたのでかなり期待していたのです…

 「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」

プロダクションIG制作なのは変わりないものの、メインキャスト、スタッフともに一新された公安9課設立前を描く攻殻機動隊シリーズ新作。脚本が冲方丁、素子の声は坂本真綾、など自分好みの名前があるものの、キャラクターデザインの段階での素子の前髪が気に…

 AURA

原作を読んだのはかなり前で、ほとんど何も覚えていなかったのでかなり新鮮に見ることができました。中2病を卒業して高校デビューをしようともくろんでいた主人公が、なぜ“最後の闘い”に出陣する羽目になったのか、というお話。 映画を見終わっていろいろと…

 シュガーラッシュ

ゲームセンターを舞台にしたお話、と聞いた時から楽しみにしていたけど、ピクサー作品(ディズニー名義でした…)の中でも特に好きな1本になった気がします。楽しかった! 「シュガーラッシュ」はゲームの中の“悪役”が、自分もヒーローになってみんなの仲間…

 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」

どこまでネタばれかがわからないし、できるだけ内容知らないで見た方が楽しいと思います。 なので感想書くのにネタばれ予防するのも無理…ということで以下ネタばれ感想です。 【以下ネタばれ】

 「009 RE:CYBORG」

監督:神山健治 公開翌日に見に行ってきました。 神山監督の新作ということですごく楽しみにしていたし、面白かったんだけど、正直なところちょっと良く分からないところもありました。 この作品は、009シリーズ「天使編(未完)」とその構想を改め描き直し…

 メリダとおそろしの森

twitterでみかける感想を読んで気になって見にいきました。とてもいい作品でした。 それと同時に、ピクサーがこれを作るということを、少し意外に感じたりもしました。というのは、「メリダとおそろしの森」は、これまでのピクサー作品の「子どもを向いて作…

 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技

庵野秀明が館長を務める「特撮博物館」を見に、東京都現代美術館へ行ってきました。 館内は、日本の特撮映画やTVシリーズに登場したミニチュアなどの展示を通してその歴史を振り返りつつ、レポートとして「巨神兵東京に現わる」というひとつの特撮映画とその…

 おおかみこどもの雨と雪

細田守監督の新作、ということでずっと楽しみにしていて初日に行ってきました。とってもよかったです。 「おおかみこどもの雨と雪」は、おおかみおとこと人間の女性との間に生まれた、2人の子ども(姉の雪と弟の雨)の成長を娘である雪の回想という形で描い…

 ももへの手紙

監督:沖浦啓之 ゴールデンウィークに見に行ってきました。連休らしく、開場を待つ人々の中には子どもが多くてなんだかちょっと嬉しかった。 → 「人狼JIN-ROH」の沖浦啓之監督の作品ということで楽しみにしつつも、妖怪のキャラクターデザインがちょっと苦手…

 「映画けいおん!」

うっすら評判をうかがっていてかなり期待して見に行ったにもかかわらず、期待以上に面白かった…! すごい、キラキラしてました…。まぶしくて、目が潰れそうです。 最初、映画をやるって聞いたときは、正直なところ、これ以上何をやるんだろうと思ったりもし…

 REDLINE

REDLINE スタンダード・エディション 【DVD】出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2011/08/10メディア: DVD クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見る監督:小池健 石井克人 原作・脚本によるマッドハウス制作のアニメ。小池健監督とは「PA…

 「カーズ」

カーズ [DVD]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2011/07/06メディア: DVD購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (43件) を見るちょっと調子に乗ってた主人公が、優しい人たちと触れ合って改心して大団円! というピク…

 「コクリコ坂から」

監督:宮崎吾朗 昭和30年代後半の横浜を舞台に描かれるお話で、主人公は下宿屋を切り盛りする3人兄弟の長女。映画の冒頭で彼女が作る目玉焼きのおいしそうさに、ジブリを感じつつ、ご飯がおいしそうな映画はいい映画、と安心して映画にはいっていくことがで…

 「イリュージョニスト」

「ベルヴィル・ランデブー」の監督、シルヴァン・ショメの新作。ジャック・タチの未映画化のシナリオをアニメーションで描いた作品です。 物語の主人公は、あちこちの劇場を回っている手品師のおじいさん、タチシェフ。彼がある日訪れた異国の島で出会った少…

 魔法少女まどか☆マギカ

とうとう最終回が放送され、自分の見てるTLでもいろんな人がその話をしていたので、あらためてとても人気のあったアニメなんだなーと思いました。 私もとても楽しみに見ていたのですが、何を言っても未見の人にはネタバレになるようなお話なので、感想はこ…

 「ヒックとドラゴン」

評判がいいので気になって見に行きました。これがもう、とっても面白かった! 行った映画館がたまたま3D吹き替え版で、あの眼鏡をかけて映画を見るのやだなー(映画見る時は眼鏡かけるので)、なんて思っていたのだけど、見始めてすぐに、この映画は3Dでよ…

 今 敏監督のこと

今 敏監督の作品を初めて見たのは「PERFECT BLUE」だった。 「エヴァンゲリオン」がTV放送され、再放送などで話題を呼んでいた頃だったと思う。雑誌の「PERFECT BLUE」評を読んで気になって、ビデオをレンタルしてきたのだった。 その評が載っていた雑誌が何…

 「カラフル」

監督:原恵一 原恵一監督で、原作が森絵都さん、ときたら、これはぜひ見ないと! と思いたって初日に行って来ました。 とある「罪」を犯して亡くなった主人公が、「小林真」という自殺したばかりの少年として生き返り、自分の犯した罪を思い出す、という「再…

 トイストーリーと夏休み

夏休み初日は、「トイストーリー2」のDVDを見てから、阿佐ヶ谷の七夕祭りに行った。今3の映画をやっているからか、トイストーリー関連のはりぼてがたくさんあって嬉しかった。 お目当てのビールにたどり着いたところから、あれこれ買い食い。最後に食べた…

 四畳半神話大系

四畳半神話大系 (角川文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2008/03/25メディア: 文庫購入: 71人 クリック: 983回この商品を含むブログ (560件) を見るアニメがとても面白かったので気になって原作を読んだら、アニメを見終わったばかりと…

 借りぐらしのアリエッティ

とても好きなお話でした。祖母の家に療養に来た男の子が、小さい人に出会うお話。 これまでのジブリ作品とはわりと印象の異なる、とてもこぢんまりとした物語なので、物足りない人もいるだろうとは思う。でも、幼いころに佐藤さとるさんの物語が好きだった人…

 「宇宙ショーへようこそ」

監督:舛成孝二 アニメを見る時に、何を重要視するかっていうのは人それぞれだと思う。作画だったり、キャラクターだったり、脚本だったり、美術だったり、いろいろ見所はあるんだけど、自分にとって特別な作品になるかどうかは、それ以外のところにあるよう…

 四畳半、たましい、夏

楽しみにしていた木曜日夜の「四畳半神話大系」*1が終わってしまった。とても面白かった。私にしては珍しく、ほとんど全回放送時に見ていた作品なのだけど、全回もれなく素晴らしかったし、最終回をみて、これは全11回でひとつの作品だったんだなとしみじみ…