2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 会話ってむずかしいみたい

最近「俺が死んでも誰も悲しまない」というようなことをいうひとが身の回りに多い。そして私は、そういうのに、うまく返すことができないので困る。 今日のそれはわりと仲のよい友人だったので、悲しまれなくてもいいんじゃないの、と(わりと本音に近いこと…

 肝試し

自動販売機の取り出し口に手を入れるのがなんとなく恐い。 それがなぜなのか、今日やっとわかった。 小学生の頃にやった、肝試しだ。 修学旅行で、先生がお化け役だった。竹やぶの奥にある神社まで行って、行ってきた証拠に、賽銭箱の前においてあるくじ引き…

 大奥 2巻/よしながふみ

大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2006/11/29メディア: コミック購入: 3人 クリック: 55回この商品を含むブログ (442件) を見る男女逆転大奥物語待望の第二巻。 1巻の中心は八代将軍吉宗の時代だったけ…

 河岸忘日抄/堀江敏幸

河岸忘日抄作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 104回この商品を含むブログ (121件) を見る「河岸忘日抄」を読むのには、何日もかかった。そして、その間ずっと、楽しいような悲しいような気持ちが…

 食べる幸福

私にとっての幸福は、満ち足りる状態の、一歩手前にあるような気がする。もしくは、幸せだということに気付かない状態。 食事の準備が楽しい、食事中も楽しい、食べ終わってからもまだ楽しい気分は続いている、が、数時間もたてば忘れたり、もの足りなくなっ…

 Born In The U.K./Badly Drawn Boy

Born in the UKアーティスト: Badly Drawn Boy出版社/メーカー: EMI発売日: 2006/09/14メディア: CDこの商品を含むブログ (4件) を見る1stアルバムの個人的で濃密な空気は薄れたものの、そこに漂う親密さはかわらない。EMI移籍第一弾となる新作は、Badly Dr…

 ふらふらだ

完全に風邪ひいた。でも月曜は打ち合わせがあるので休めない。というわけで土日の予定は全部キャンセルして(岩盤浴とか…ぱぷりか初日とか…)ひたすた休んだ。DVDとか、ゲーム(C†C、PS版2週目終了間近、で、また泣いた/盛り上がってyoutubeで関連映像を見…

 「トゥモロー・ワールド」の終末観への違和感

映画『トゥモロー・ワールド』は、私の見聞きする中でもとても評判が良くて、その感想に共感するところも確かにある。曖昧な感想*1を書いたまま、でもなぁ、って、ずっともやもやしてた部分について、マトモ亭さんの感想がとてもうまく言い表してくれてた。 …

 BLACK LAGOON/広江礼威

やっと買えたー。BLACK LAGOON 6 (サンデーGXコミックス)作者: 広江礼威出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/11/17メディア: コミック購入: 6人 クリック: 89回この商品を含むブログ (286件) を見る今回はニセ札編とメイド編。表紙はロベルタ。ニセ札編はオ…

 ギリジン

ラーメンの人たちについて、最近モチベーションがなんか微妙なとこにあったのですが、久々の本公演のお知らせはほんとうれしいです。チケットとれるのかなーって、それ考えると落ち込むけど。 で、ギリジンという名前を、最近いろんなとこで見るなぁと思って…

 まだまだ足りない

それでも、たくさんの作品があるなかで、つい感情移入してしまうのは、何か欠けているところのある作品に多いような気がする。つい、と書くのは、基本的に感情移入する、ということにためらう気持ちがあるからで、またそれは作品の善し悪しや好悪とはまた別…

 ものを作る人/坂本さんについて

作品を作る人の中にも、いろんな人がいる。 自分と作品が一体になっている人、その人にしか見えないものを掘り出していくような人。感覚的/意識的という言葉のイメージに少し近い。さらに、そのスタンスとして、足りないものを埋めようとするやり方、不要な…

 はてな夢日記/眠り

眠い日は、現実と夢のマーブル模様に漂っている。眠るとき、ほぼ確実に夢を見ている(と記憶している)私は、眠りに落ちると意識しはじめた頃にはもう夢を見ていて、例えば今日の帰り道の電車の中では、電車の外の風景を想像し、暗闇の中に走る線路が宙に浮…

 Bill Frisell/Ghost Town

Ghost Townアーティスト: Bill Frisell出版社/メーカー: Nonesuch発売日: 2000/03/21メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るジャズギタリスト、ビル・フリゼールがその長いキャリアを経て、はじめてリリースしたソロ・ギター・アルバ…

 DEATH NOTE the last name

見ました。面白かった!!前編が個人的にはあんまり(id:ichinics:20060623:p2)だったので、どうしようかなぁと思ってたんだけど、kaienさんの「いいから見ておけ」という一言に背中を押されて見に行きました。ありがとうございます。 はっきりいうが、この…

 生活感がない

あのね、僕はね、 ちょっと音楽に関係ないんですけど、 ジャージをはいてる人が嫌いなんです。 http://www.1101.com/kyoju/03.html ジャージをはいてる人、一人で食事をする人、お客にアルバムを見せる人、それらの行為は、境がわかってない、生活を露出させ…

 群青学舎 1巻/入江亜季

群青学舎 一巻 (ビームコミックス)作者: 入江亜季出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2006/08/31メディア: コミック購入: 12人 クリック: 137回この商品を含むブログ (233件) を見る「コダマの谷」*1も良かったけど、この本は1話めからうっとりして…

 シークエンス

場内が明るくなると、立ち上がった人々はそれぞれに手近な扉へ向かい、また同じエレベーターの前に集まり、乗り合わせて沈黙し、その扉が開いた瞬間に流れ込む笑い声に、数人が顔をそむけ、また数人は足早に町へと消える。私は最後、笑い声と入れ違いにエレ…

 トゥモロー・ワールド

(ネタばれあります) 監督:アルフォンソ・キュアロン 人類が生殖能力を失い、子どもが生まれなくなった世界で、鎖国しているイギリスの物語。 見に行こうとおもった最初のきっかけはこちら(http://movie.maeda-y.com/movie/00831.htm)の記事(ネタばれあ…

 アブラムシと、ウニ

昨日あたり、どこかでアブラムシはクローン虫で、アリと共生しているがアリはアブラムシを殺し過ぎない、という話を読んだのだけどどこだったかわすれた。思い出せない。ブラックラグーンかと思ったけど見つからない。他に読んだ文字と言えば「河岸忘日抄」…

 BLACK LAGOON2〜5巻/広江礼威

買った! 読んだ! 面白かった! これは久々のヒットだ。わー。でも最新刊が売り切れてたので、明日探しにいかなきゃなんない。ああ、でもあと1冊か。それ読んだ後、どんだけ待つんでしょうか。 1巻はほんと冒険活劇序章って感じだったけど、ロベルタ出て…

 CUT12月号「CUTが選ぶ日本のアニメ映画ベスト30!」

Cut (カット) 2006年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: ロッキング・オン発売日: 2006/11/18メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (33件) を見る 「アニメは以前より大衆化された」といっていいはずなのだが、実際にはそれほどの構造変…

 そろそろ年末

会社で冬休みの日程を教えてもらったら、一週間しかなくてがっくり。でも今週木曜日休みだと思い出して嬉しくなる。連休もいいけど、休日の前日が増える飛び石連休も好きです。でも、行きたいとこややりたいことがどんどんたまってしまうな。これ(http://ww…

 BLACK LAGOON 1巻/広江礼威

おもしろーい!! 好きな方には何を今さらだと思いますが、やっと1巻買って読んだ。最近、「カウボーイビバップ」好きならとすすめられて、書店行くたびに気にしてはいたんだけど、前半の巻が売り切れてることが多くて、ほんとやっと。でも3巻売り切れてた…

 雨の日

昨夜の話では弟と秋葉原へ行くはずだったのだけど起きたら妹と新宿へいくことになっていた。雨のせいでテンションは著しく下降線をたどっていたけども、お気に入りの靴とお気に入りの鞄で無理矢理気分を盛り上げて、あっさり盛り上がって、新宿へ到着。妹の…

 秋の日は釣瓶落とし/岡崎京子

秋の日は釣瓶落とし (アクションコミックス)作者: 岡崎京子出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/11/16メディア: コミック購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (80件) を見るアクションに掲載された2作品の初単行本化。 岡崎京子のすごさ、そのワ…

 金曜日

友達の家にお泊まり。なので、ひさびさに遅くまで飲んだ。しらない人も何人かいたけど、しゃべり過ぎたくらいしゃべった。そういうの久々でうれしい。解散して帰ってお茶飲んで、化粧品借りてあれがいいとかこれがいいとか。そんでぐっすり眠って、きちんと…

 ブルーチーズ味

ローソン限定で出た、ブルーチーズ味のポテトチップス。会社の近くのローソンにあったんだけど、家の近くで買えばいいかと思ってたらなくて、この記事(http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20061116_bluecheeze_chips/)を見てから、もう一度会社…

 赤い文化住宅の初子/松田洋子

赤い文化住宅の初子 (F×COMICS)作者: 松田洋子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2003/06メディア: コミック クリック: 65回この商品を含むブログ (35件) を見る少女、初子の物語。映画化されるそうです。 帯には吉田戦車さんの言葉として「ヒロインの半端で…

 あたらしい

今日は朝がきれいだった。 早起き、ましてや冬の早起きなんて、絶望的だと思っていた私ですが、 「ふゆ」に「つとめて」を選んだ気持ちが、 わからなくもないなと思えるくらい 日差しがあたたかくまっすぐで しもばしら、南天、触れるとぬれる常緑樹の葉 ふ…