脳と癌

昨日「世界一受けたい授業」を見た。と、ついこの間も書いたのでなんだか毎週見ている気分だけど、別にチャンネルをあわせているわけではなく、たまたま、夕食時にそれがついていることが多いというだけで、それでも今日も最初にでてきた脳の話が面白くて、だから見ればなんかしら、興味をひかれることのある番組なのかもしれない。かなわかんないけど。
ともかく、脳の話で印象にのこったのは、有名人の名前(女性)と、ぱっとビジュアルが浮かぶような名前ではない名前(男性)をランダムに見せていって、さて男性の名前と女性の名前、どっちが多かったでしょうか? という質問にたいして瞬間的に「女性」と思うのはビジュアルが浮かぶ名詞のほうが記憶に残りやすいから、という話だった。なるほどねと思いつつ、だとしたら、ビジュアルイメージのない言葉の優先順位というのはどのようにして決定されるのだろう? それから、例えば想像でしかないビジュアルイメージというもの(夢で見たとか想像したとか)は、視覚イメージとして記憶されるのだろうか? とか考えてたのだけど、話はそっちに向かわなくて残念。
番組はそこから、例えばニュースなどで大きく報じられる火事や自然災害で亡くなるというケースより実はお風呂場での事故のが多いんですよみたいな話もあって*1、ここで驚いたのは、死因をパーセンテージで表示した場合、「癌」がだんとつトップであるということだった。たしか1年で10万人のうち250人とかだったかな? そんなに多いと思わなかった。それでも、癌への特効薬みたいなものが未だに開発されていない、というとこには未承認薬とかいろんな問題があるのだろうけど、それにしても癌、か。うちは癌家系なのよねということを思い出しつつ、夕食を終えたのでそれ以降は見てない。

*1:という話をBSE関連で読んだことがあるけどどこだったか忘れてしまった。

 にちようをむだにしてしまった!

今日は映画見にいくつもりだったのに、早起きして片づけもするつもりだったのに、起きたら昼過ぎで、夜は家族の誕生日で云々なので、なのでもうだめだ、と思って布団の中でごろごろと漫画(↓)読んでしまった。欲求に抵抗しないことの気持ち良さったらないね。なんてあらたな発見したつもりになってみても、一日の短さは短さとして実感できて、次の日曜まではあと一週間もあるのだねということにせつなくなる。

 それでも町は廻っている/石黒正数

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

メイド喫茶に行ったことのない作者が描くメイド喫茶漫画。といっても普通のメイド喫茶ではなくて、というかそもそも普通のメイド喫茶って何って話ですが(じつはいちどだけいったことがあります。正直よかったよ…。マリみての日だったんですけど…(略))、ここで描かれるのは主人公のおばあちゃん(?)がメイド喫茶を勘違いしてはじめた、メイドの格好をしたメイドではないひとたちがいる喫茶「シーサイド」(あれ? それがメイド喫茶だっけ?)
物語は、シーサイドでバイトをする主人公、歩鳥を中心としたドタバタコメディです。のんびり笑って読める。そして歩鳥のキャラクターもいい。大野さんみたいな友達もいい。数学の先生も氷室先生(某乙女ゲーの)みたいでいい。
ただ、これを買ったのはポップに惹かれたからなのですが、それが第二話の表紙のイラストで、そんで私てっきり「アベノ橋魔法商店街」的なSFだと思って読みはじめてしまい、少々面食らいました。でもギャクに軌道修正して読んだら面白かったよ。ゆるい気分にぴったり。