で、四次元

宴(四次会)
http://d.hatena.ne.jp/./sukiaraba/20241001/yojigen#tb

こちらのまとめ記事を読んでからずーっと四次元ってなんだ?って気になっていたんだけど、そんな時に上の「スローターハウス5」を読んだのはなんかちょっとした引き合わせのような気がした。
ともかく、159番の人が書いている「四次元は時間を意識しないと言うことは死がないという事か?」という発言は上のトラルファマドール的な考えなんだろうと思う。
個人的に気に入っているのは、194番の「夢の中っていうのは四次元かもしれない」という言葉。夢の中での視点ってのはいつも曖昧で、自分自身の輪郭ってのもはっきりしていない。もういないはずの人もそこにいるし、そういう意味では「死がない」と言えるかもしれない。ただ、それは「既にあったこと」ではなくて記憶の更新に近いような気がする。
ともかく、その夢のランダムな感じ、時間の経過すら曖昧な感じは、ちょっと四次元的なんじゃないかと思う。
ただ、上でリンクさせてもらった《宴(四次会)》でまとめられている「四次元を見つけてしまった」というスレッドで扱われている問題は、ちょっとそういうとこからずれているみたい。何度か読んでみたけどまだよくわからない。皆頭良いなぁという感じです。
でも、497番にある「思考が認識の邪魔をし、観念が時間を生み出す。考えるという行為は知覚から離れる行為」っていうのはとても面白いなと思っていて、もうちょっとゆっくり考えてみたいです。
それにはまず知覚から離れるってどういうこと?ってのを理解しなきゃなんだけど。