オチのない話したいとき

バスに乗ってた。後ろの席にすわってたこどもが「あ、しょうぼうしゃ」といったので窓の外をみると消防署だった。
「あかいねえ」「消防車だからね」「あかいとかっこいいねえ」
そんな会話が聞こえてきて、なんだか楽しくなった。

しばらくその余韻にひたってて、ふと、このような楽しさというのは、思わず人に伝えてみたくなる反面、口の端にかけることはあまりない。というのは、もしかすると、面と向かっての会話には返事を求めるようなところがあって、だから、こんなオチのない話をしたら返事に困るよねって、ためらうのかなと思った。
なんていいつつ、実際は日々オチのない話を振りまいている私ですけど、何がいいたいかというと、日記というのは堂々とオチのない話をかけるからいいなと思ったのです。オチがポエムになっても、口にだすよりは文章のが照れないしね。
そして、立場を逆にして考えてみれば、その人が「オチのない話」と思っていることにも興味あるし、投げっぱなしの話が印象に残ってたりもする。もちろん、返事にこまるよなーってときもあると思うけど、「うん」とか「そうか」しかいえなかったとしても、それはべつにつまらないからじゃないのよね、ということだってよくある。で、そういうことを伝えてみたいとき、どうすればいいのかなーとか考えていて、ああそういうときに、スターがあると便利なのかもしれないな、と思ったのです。ま、相変わらずうちのPCからは使えないんですけども。