今日夏開きに行ったのは航空公園という駅で、すごく久しぶりに行ったせいか、所沢駅くらいから窓の外の感じとか見るものぜんぶ懐かしくて、変な気分になった。よく待ち合わせしたベンチとか、バス乗り場とか、このパン屋でよくパリジャンてパンを買ってる先輩がパリジャンて呼ばれてたな、とか、その頃着てた服とかイヤホンから流れてた音のこととか、今まで思い出しもしなかったよーなことをわーっと思い出して、別に切なくはなかったけど、あの頃の時間はそのまんまどっかにあるような感じがして、
よく来る場所ならそんなことは思わないんだろうけど、離れた場所ってなんだか、離れてるあいだ分上書きされないからか、時間がとまってるような気分になる。
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ずっと忘れられないのが、前にこの駅で「私の家に電話してくれませんか」って声をかけられたときのことで、なんでですかって聞いたら、まあ、そういうことかって事情があって、その人泣いてしまったんだった。そのときの私は、上の空でなんか大人ってたいへんだ…とか思ったりしてたんだけど、あの人今頃どうしてるんだろう、とか、今日はそんなことも考えた。