サーフィン

On & On (Dig)
昨年の夏はJack Johnsonの夏だった、と思う。
というか彼の主催するBrushfire Recordsを筆頭とした、サーフ系アコースティック・サウンドがブレイクした年だった、ような気がする。
サーフミュージック(と言って良いのかな?)自体は2003年くらいから盛り上がっていたけれど、DONAVON FRANKENREITERや最近移籍してきたG.Loveスペシャルソースとれたらしい)を中心に、去年の盛り上がりぶりはすごかった。そんな中、友人が誕生日プレゼントにくれたのがこのCDでした。

そのCDをくれた友人の話では、サーファー同士のコミュニティというのは非常に結束が堅くて、ハワイではサーファーが運営するラジオ局?もあるらしい。もともとサーファーとして有名だったJack Johnsonは、事故で(骨折かなにかだろうか?)入院し、その片手間に作曲をはじめたのだと彼は言っていた。
なんでも「はじめてみる」っていうことは大事だ。

そしてこんなに気持ちの良い曲を作れるジャックはきっと気持ちの良い生活をしてるんだろう。という確信の勢いで、去年ドキュメンタリー方式のサーフ映画「STEP INTO LIQID」も見にいってしまった。

ステップ・イントゥ・リキッド [DVD]

私はほとんど泳げないくせに海が好きで、いつかは海のそばで暮らしたいと思っている。
しかしサーフィンと言うスポーツには疎くて、なんだか日焼けしたお兄さんのやるもの、というようなイメージしかなかった。

それなのに「STEP INTO LIQID」にでてくるサーフィンアディクトの人々の顔と言ったら、本当に幸せそうだった。そしてそれだけの魅力があるのだということが伝わってくる迫力があった。

友人の話に出てきたサーファーの人も、半年は日本でお金を稼ぎ、のこり半年はハワイでの生活を送っているらしい。
純粋に好きなもののために働き、あたりまえのように楽しんで生きている。それはほんとうに輝かしいことだと思う。

ということを今日の昼間、雪が降るのを見ながら思い出していた。