ちょっと前に見た夢。私の視点は第三者で観客。
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舞台は外国。主人公は女子高生? ビルの中に入っている飲食店で働いている。元同級生の男の子に、好かれている。でも断り続けているらしい。女子高生は、なんというか結構きつい性格なんだけど、素直になれないだけ、だったりする。そんでその元同級生が、心優しい男の子、という、よくある設定といえば、そうかも。
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でもまあいろいろあって(何があったのかは夢らしく省略された)二人はつきあいはじめる。元同級生は女子高生が働く飲食店と同じフロアにある紳士服店で働いている。周囲の人に茶化されたりしつつ、平穏な日々が続く。
そんなある日、そのビルで事件が起きる。
主人公が、いつものように店から顔をだして周囲を伺い、紳士服売り場に彼の姿が見えないことに気付く。そして彼の同僚に声をかける。「あれ? どこ行ったのかな」なんて会話を交わして、二人は何の気なしに非常口へと向かう。その時、向かいのビルから、何かが落ちる。人影だ。ビルの足下には様々な色のモザイクで形作られたゾウが寝そべっている。しかしその人影が落ちて、それがかき消え、モザイクは人だかりだったことがわかる。ひどくあつい。そこはタイだ。
主人公は、自分の背後にカメラ(VTRカメラ)があることに気付き、これは何かの撮影だ、と了解するのだけど、でもそれはやはり事故なのだった。
そしてその人影は彼であることを彼女は知っている。
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なんかのドラマの断片みたいな内容だけど、その非常口から見下ろしたモザイクの象、およびそれがかき消える様子がすばらしくきれいだった。非常口は白いモルタルの床で、そのふちは膝くらいの高さに囲われているだけで柵はない。左斜め下にあるビルの屋上には緑が溢れている。右斜め前のビルは、視界を塞いでいる。