擬態語

コックさんをしている友達がいて、と書き出したとこでコックって、と思って検索したところそれはオランダ語らしいです。そこはかとなく文明開化の香りがしますよね、というのは関係なくて、ともかく料理人をしている友達と話してると、たまにメニューの名前がネタになるのですが、私はとにかく、擬態語とくどい説明の入ったメニューが大好きで、たとえば「にしんのさくさくパイ包み−新鮮なにしんの腹に発芽玄米と空豆のリゾットを詰めました−」とか「サーモンとアボカドのしっとりテリーヌ−この季節特に脂ののった○○産のサーモンを使用し、アンチョビゼリーをのせてさわやかに−」とか、「魚介とバジルのスパゲティ−酸味のきいたバジルソースと、エビのプリっとした歯ごたえをお楽しみください」とか(メニューはフィクションです。あり得ないかもしれない)、とにかくそんな感じで、たぶんイメージしやすいのが好きってことなんだと思います。で、中でも特に好きな食感が「カリッ」と「サクッ」とおいしいだったりして(でもスコーンは私の中では「サクッ」ではない。むしろボリッとザクッと)、友達にも「あんたの好みはカリカリとかサクサクばっかり」だと言われるくらい、サクサクカリカリ最強だと思ってた。
なので、『「カリッ」とか「サクッ」としたものが嫌い』という言葉を読んでびっくりしました。味覚だけでなく食感にも!なにが!
ちなみに私は高野豆腐とかの食感がこわいんですけどあれはなんでしょうか。「ジュワ」かな。「ジュワ」と書いたとたんにおいしそうな気がしてきた。