- アーティスト: Theピーズ,大木温之
- 出版社/メーカー: たまぶくロカビリー倶楽部
- 発売日: 2009/06/03
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 36回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
とてもよかったです。こういう曲も作るのか、って新鮮さが溢れてるのに、どっからどーきいてもピーズ。
「ロンパリンラビン」はワルツみたいなリズム(て何ていうんだっけね)が印象的。ピーズってどうしても歌詞の内容にばっかり触れられる(触れたくなる)とこがあるよーな気もするんだけど、言葉を少しずつずらしてく、歌でリズム取るみたいなのもうまいなあと思う。
「絵描き」は珍しくPVある曲。正直なところ、PVの印象が強すぎたので(PVで演技するのはあれだなと思った笑)、先に音聴きたかった気もするけど、ミディアムテンポの曲がこういう風にぎゅっと締まってるのはピーズならではだと思う。
「終便」は「とどめをハデにくれ」みたいな、2ビートで突っ走る曲。ライブで聴きたい。
「初夏レゲ」はキーボードでトモフスキーが参加。ピーズにレゲエってすごく似合うけどいままであったかな。この曲の歌いだしの
そ調子ん乗っても いないし
イイ気になっても いないな
ってとこがすごく好きです。
「赤羽39」からかもだけど、とにかく最近のピーズはすごくまっすぐな雰囲気で、このマキシは曲の充実具合とあいまって、明るい「とどめ」(アルバムの方)みたいだ。
前書いたことがあるけど*1、私がピーズを好きなのは、今にみろってとこがあるからだと思う。今は、それがだんだんと肯定に向かってるようでもある。
→
それにしても、この自主制作シリーズだけでもうアルバム作れるくらいのはずなんだけどな。アルバム出て欲しいな。