「いばら・ら・ららばい」と「かよちゃんの荷物」2巻/雁須磨子

雁須磨子さんの新刊が2冊同時発売になったのではりきって買って読みました。

いばら・ら・ららばい (KCデラックス) (KCデラックス Kiss)

いばら・ら・ららばい (KCデラックス) (KCデラックス Kiss)

「いばら・ら・ららばい」は不器用で愛想のない美女、茨田さんをめぐる連作短編集。楽しかったです。茨田さんの不器用っぷりもよかったけれど、4話から登場する蜜のあからさまなかわいさにぐっときた。特にエピローグがよかったなー。食べたいものきいたら即答できるところがたまらない、っていうやつ。
関係ないけど1ページめが最初何度見ても何が起ってるのかわからなくて、カラーだったページは単行本でもカラーで見れたらいいのになーとか思ったりしました。
高くなっちゃうとは思うんだけど、雑誌でしかカラーページが見れないってのはもったいない、って常々思ってるんだけど。
かよちゃんの荷物 2 (バンブー・コミックス)

かよちゃんの荷物 2 (バンブー・コミックス)

「かよちゃんの荷物」は2年ぶりの新刊。このシリーズは何度読んでも面白くて、特にこの巻はかよちゃんと仲良くなる新キャラ「アニメ君」がとてもよかったです。
あとかよちゃんが休日に出勤してしまって、なぜかそのまま山登りに行く話はすごい笑った。
個人的にはまったのは18話のミィちゃんの台詞。

えーっかよさんて超長女じゃないですかあ
なんかぼんやりしててカバンでかくてガンコそーなところが

確かに私も、ぼんやりしててカバンでかくて変なとこでがんこだなーと思った。