ソウル旅行日記(最終日)

間が空いてしまいましたが韓国旅行日記3日目(最終日)です。
1日目→ソウル旅行日記(1日目) - イチニクス遊覧日記
2日目→ソウル旅行日記(2日目) - イチニクス遊覧日記

ついに帰国日。空港に14時着を目指していたため、まずはソウル駅に荷物を預けてから朝ごはんを食べにいくことに。
途中、駅の無人改札(回転バー方式)を通る際、妹のトランクが引っかかり、手こずっているうちに改札が閉じてしまったのですが、改札横のスピーカーから「プッシュ!プッシュ!」という声が聞こえて、そのスピーカーの下にある扉を押したら入れたということもありました。
無人改札でもカメラで見守られてるんだなとわかった瞬間。

指紋認証ロッカーでの失敗

ソウル駅で使ったロッカーは、支払いをするとロッカーの扉が開き、荷物を入れて閉じるという仕組みのもので、鍵の代わりに指紋認証システムが用意されていました。
日本語の案内もあったのだけど、支払い方法がうまく選択できず手こずっていると、韓国人のおじさんが「やってあげるよ」とパネルを操作しはじめました。しかし、やはりクレジットカードやTマネーカードでの支払いがうまくいかないので(そして妹は現金で支払いできていたので)、現金を両替してくるわ、とその場を妹にまかせて離れたんですよね。
戻ってくると、トランクが入れられたから早く支払いをして、とおじさんに呼ばれました。トランクを入れたのは妹なので、素直に現金で支払いをして、暗証番号(指紋認証できなかった)を入力して、一件落着…なのか…?ともやっとした気持ちでそこを後にしました。
なぜもやっとしたかというと、お金を入れてからロッカーが開くんじゃなかったっけ…? と思ったから。
その後、朝ごはんを食べたり買い物をしたあとに戻ってきたのですが、私が荷物を入れたロッカーは、
ーーー開きませんでした!
私が利用したソウル駅のロッカーは左右2か所に操作パネルがあり、よく見るとロッカー自体も右と左でAエリアとBエリアに分かれているようでした。そしておそらくAエリアのロッカーに入れた場合はA側にあるパネル、Bエリアに入れる場合はB側にあるパネルで支払いをする必要があったんだと思います。
しかし、妹が入れたのはAエリアのロッカーで、私がおじさんに言われて支払いをしたのはBエリアの操作パネルだったんですよね…(支払い証が出るのでそこに番号が書いてある)。
結局、私が往生際悪くパネルの操作を続けてる間に妹が駅の案内係の人を呼んできてくれて、説明をしたところ、管理会社に電話をしてトランクの特徴などを説明することで開けてもらうことができました…。ありがたい…。
しかし、私が入れたロッカーを支払ったのは誰だったのか(おじさんなんじゃないかという気がして申し訳ない)、私が支払ったロッカーには何が入っていたのか…謎は深まるばかりですが、とりあえず次回使う時は最初から現金を用意しておこうと胸に刻みました。あと親切なおじさんの登場とかに惑わされず自分で操作するのも大事。
ともかく駅の人を呼んできてくれた妹に感謝です。

こちらが指紋認証ロッカーの正しい使い方です!
https://enjoyseoul.net/4435.html

朝ごはん

ロッカーに荷物を預けたあと、漠然とした不安を抱えつつ(そしてその不安は的中するのですが…)気を取り直して朝食を食べに南大門市場へ。会賢駅で降りてすぐのところに市場があり、早朝にも関わらず多くのお客さんで賑わっていました。
今回いったのは「巨済食堂」というお店(ちなみに私はずっとくだら(百済)食堂と読み間違えていた)。カルグクスとポリパブがセットになった定食があったのでそれを注文。カルグクスは日本で行ったら関西風のあっさりしたお出汁で朝ごはんにぴったりの落ち着く味だった。ポリパブは麦ご飯に具材をのせて混ぜて食べるビビンバみたいな感じのもので、むしろこっちがお目当てだったんだけどセットだとちょっと物足りなかった。カルグクスもポリパブも改めてチャレンジしてみたいです。

ロッテマート

食事を終えた後はソウル駅に戻ってロッテマートで買い物。
ロッテマートの開店時間まで1時間ほどあったのだけど、けっこうな雨が降り出していて外をうろつくのは難しそうだったため、駅中のカフェに入る。
トランク持って外歩いてた時間に降り出さなくてよかったねといいながら各々インターネットなどをする。借りていったwi-fiはグローバルwi-fiの4G-LTEプランだったけど、速度的にも全く問題なしでした。

そして10時にいざロッテマートへ。
私のお目当ては大好物の韓国海苔。日本で売ってるものはあれこれ食べ比べてみたのですが、やはり買えるものには限りがあるので、本場で買うのを楽しみにしていました。
そしていざ韓国海苔コーナーに行ってみると、知らない韓国海苔が1面にズラーっと並んでいて最高だった。日本の米コーナーよりも長い列が海苔で占められている世界(最高)。
おそらくキンパ用の焼き海苔(味つけなし)と、いわゆる韓国のり(ごま油と塩で味付けしてあるもの)エリアに分かれていたので韓国のりエリアで売っていたものの全形4種と小袋4種を1つずつカゴに入れる。といっても全て徳用パックみたいなものなので、全形は3袋、小袋は30袋以上入っていました。あとふりかけ用の韓国海苔も2種購入。
その後、スナックコーナーにいってポテトチップスをチェック。やはりハニーバター味が人気のようです。大袋中心なので悩みつつ農心のものを1袋買ったりしてお会計をしたところ、7000円くらいいってて笑いました。たぶん韓国海苔が全て複数パックだったので各1000円くらいしたんだと思います(値段見てなかった)。それでも日本で買うよりは完全に安い。
持って行ったサブバックに入りきらず、急遽カバンを買い足したりする。

空港へ

その後、ソウル駅でのロッカーどたばたとかがありつつ、無事荷物をもってA’REXに乗りかえ空港へ。この辺でもう足が疲れていたんだけど、それもそのはず、2日連続で2万5千歩くらい歩いてたのでよく頑張ったと思います。
お腹がすいてきたので空港内でごはん。最後はフライドチキンとビールで、またしても鶏肉でした。
韓国のフライドチキンは衣がサクサクでおいしい。量が多いかなと思ったけど全然食べきれてしまった。

その後、ゲートに向かい帰路につく。

というわけで初めての韓国旅行についてでした。
とにかく食べたものが全部おいしかったのが最高だった。
そして買って帰った韓国海苔etcも全部おいしかった。それについてはまた別途書きたいです。

韓国海苔ばかりのお土産一覧

ソウル旅行日記(2日目)

引き続き韓国旅行の日記です。
1日目 → ソウル旅行日記(1日目) - イチニクス遊覧日記

2日目の朝は、妹リクエストの参鶏湯を食べる予定だったので10時の開店にあわせて8時くらいにのんびり起床。
前日は朝4時から深夜2時くらいまで活動していたのに起きられて偉いなと思いました(自画自賛)。
前夜にコンビニで買った大きいヤクルトを飲みながら身支度。ヤクルトはだいたいヤクルトの味だけど5本分くらい入っていて、幼い頃の「ヤクルトを1パック一気飲みしたい」という願望が叶った気がする。
少し早めに支度が終わったので、ホテル近くのスタバに寄る。韓国のスタバには日本にはないメニューもたくさんあるときいて行ってみたかったんだけど、朝だし店内冷房ガンガンに効いてるしで結局カフェオレ。
妹が頼んでたオレンジのスムージー的なのがおいしそうでした。

安国

その後、地下鉄で安国駅へ。
ユネスコ世界文化遺産に登録された昌徳宮のある駅とのことで、混雑しているかなと思ったけどそうでもなかった。韓服レンタルのお店があちこちにあって、チマチョゴリを着て歩く女の子をちらほらみかける。かわいい。

お目当ての店は、韓屋をいかした店内の造りも観光地っぽくて楽しい土俗村(トソッチョン)というお店。週末は並ぶかもという口コミをみたのですが、開店時間に合わせて行ったらすぐに座れてよかった。
そしてここで食べたサムゲタンがとってもおいしかった…。
栄養がたっぷり詰まった感じのスープ(出汁には高麗人参や銀杏がはいっていた)も、しっとり柔らかい肉も、付け合せにでてくるキリッとした味のキムチも全部おいしい。
一人分として丸ごと一羽分の参鶏湯が出てくるので、最初食べきれるのかな? って思ったけど、なんかこう、しみじみおいしい…っていう味で気付けば完食していた。

満腹になったところで、街をぶらぶらと見学。妹がまんじゅうを買いたいというのでまんじゅう屋さんに行ったり(皮のサクサクしたもみじまんじゅうみたいな味だった)してから、休憩がてらcafe onionへ。

ここも昔ながらの韓屋を改装した建物とのことで、広々とした気持ちの良いお店だった。
持ち帰り用にあんバターサンド(後日食べたけど、あっさりしたあんことさくっとしたバケットの組み合わせがとっってもおいしかった)と、店内で食べる用のコーヒーと抹茶スコーンを買って着席。
コーヒーもスコーンもとてもおいしかったです。近所にあったら通いたい…。

タクシーチャレンジ

ここからは買い物のターンだったのだけど、行きたいところが散らばっていたのでタクシーを使うことに。(バスも考えたけどハングルが読めないと乗れる気がしなかった)
事前に旅行サイトを読んで予習していたのだけど、安心と噂の模範タクシーはあまり見かけず、結局オレンジのタクシー(一般タクシー?)を止める。
行き先によっては断られることもあると読んでいたのですが、3回乗って3回とも断られはしなかった。3人とも60代後半くらいのおじいさんで、英語は全く通じなかった。「イテウォン」とか単語は通じるんだけど、片言の韓国語では太刀打ちできなかったので、スマホで検索したハングル文字の住所で行き先を伝える。3人ともおじいちゃんだったので、スマホで住所を見せると一旦路肩にとまってメガネをかけて見るターンが入りましたが、皆ナビを活用しているので住所さえわかればあとは話が早かった。
タクシー関連はトラブルもあるようですが、昼間で、二人以上であればそれほど警戒しなくてもいいのかもなと思った(あくまでも個人の印象です)。
一人のおじいさんはラジオの歌謡曲にあわせて鼻歌歌いながら運転しててのどかだった。

買い物

梨泰院は坂の町だったのでタクシーで来て正解だと思いました。雰囲気的には、横浜の港の見える丘公園あたりに近い雰囲気。
まずはインスタで見て可愛いと思ってたMSMRという靴下屋さんへ。
靴下は原色系が多くてかわいい。しかも1足につき箱とカードを1種ずつ付けてくれてしかもビニールバッグに入れてくれ、お茶も出してくれるし買い物の後になぜかいちごまで出してくれる至れり尽くせりぶり。なんでそこまでしてくれるんだ…?と不思議だったけど(靴下も1足1000円位)、靴下もショッパーも可愛くて大満足でした。

しかし、ここからが大変…。
まずは梨泰院の駅に出ようとしたんだけど、MSMRが坂の中腹にあったため、階段を登ったり下ったりしながらじゃないと駅に出れない。そして坂がどれも急…。
「横浜っぽいと思ったけどむしろ聖蹟桜ヶ丘かな」「耳をすませばの聖地巡りしたよね…」みたいな話をしながらひたすら歩き、駅に着く頃には疲労困憊してしまい、またタクシー。
次に行ったのはカロスキルエリア。しゃれた店をたくさんみました。
そのあと再びタクシーに乗ってFennecに。前々から来てみたかった革小物のお店で、特にカラバリの多い財布類がかわいい。タイミングよくアトリエセールをやっていたので、ついあれこれ買い物をしてしまった。
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この色買いました

歩いていたらCUBEエンタの建物を見かけたりして(偶然)韓国だ〜と思ったりした。その向かいくらいにある喫茶店で休憩して、そろそろお腹がすいてきたのでまた移動。ここからは電車に乗りました。韓国の駅は発車のベルがちょっと愉快な感じでいいなと思い旅行中口ずさんだりしてたのに、もう忘れてしまった。

タッカンマリ

晩御飯は私のリクエストでタッカンマリ。
東大門に戻り、広蔵市場裏手の焼き魚通りをすぎるとタッカンマリ屋が集うエリアがあり、今回はその中のひとつ陳玉華ハルメ元祖タッカンマリに行きました。予約はできず店の前で整理番号もらって待つパターンなので、店の前にたくさん人がいたけど、店内が広いせいか、15分くらいで入ることができた。

https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=2900

座敷に通され、見ると問答無用ですでに鶏肉の入った鍋が用意されている笑 キムチと水はセルフ。メニューもないのでお店の人を捕まえて注文しないといけないんだけど、全然捕まらなかった。
そんな感じでかなり放置プレイなお店ですが、タッカンマリ(初めて食べた)はとっても美味しかった。
醤油とお酢と唐辛子ペーストを1:1:1という感じで皿に入れ、それを混ぜたものがたれになる(と隣の席の韓国人のお姉さんが教えてくれた)んですが、このたれがすごくおいしかった…。
鶏肉も、中に入ってるじゃがいもも、このたれとの相性最高だし、追加したトッポキも、ふわもち…という感じでおいしい。
参鶏湯からのタッカンマリって鶏肉続きでどうなの?と思ってたけど全然味が違うので問題なかったです。

ビールも美味しくて元気がでたので、はしごするぞ〜と広蔵市場に向かったらもう閉まってて残念。
そのあとは更に東大門で買い物をして、コンビニ巡りをしながらホテルに戻りました。
ホテルに戻ったのは10時頃。寝る前はビールを飲みながらなぜかアメリカのプロレスを見ていた。ロマン・レインズさんという人がウィンターソルジャーみたいでかっこよかったです。

残すは最終日のみ。最終日はひやっとしたことがあったのでそれはまた改めて。

ソウル旅行日記(1日目)

先日、初めての韓国(ソウル)旅行に2泊3日で行ってきました。
行こうと思った理由はいくつかありますが、メインの目的は「おいしいものをたくさん食べる」+買い物もできたらいいな〜という感じ。事前に同行する妹とお互いの行きたい場所をプレゼンした状態で向かいました。
初韓国の感想を簡単にまとめると「ご飯がおいしい」と「思ったより外国だった」です。
TLには、フットワーク軽く韓国に行く方々がたくさんいるので、なんだかすごく気軽に行ける場所という気がしていたのですが、近いのは確かだけど、やはり外国なので多少は困ったこともあった(まあそれが旅行の醍醐味ですが)ので、備忘録を兼ねた日記です。

出発

朝4時起きで成田へ。海外は久しぶりだったけど、ICパスポートになったせいか出国審査が一瞬すぎてびっくりした。免税をちらっと見て、お茶して待つ。
飛行機は2時間程度。話をしてたらもう着いたって感じで本当に近いんだなぁと痛感しました。入国審査もICパスポートだとあっという間。

外に出ると、むわっとした熱気とともに、明らかな異国の匂いがした。「韓国は空港からキムチの匂いがすると聞いていたけど、これがそれかな?」「キムチというよりニラの匂いでは……」なんて話をしながら「A’REX」(スカイライナーみたいなもの)でソウル駅へ。
窓の外を見ていると、次々に車に抜かされていたのでスピードがでてるのかは不明だったけど、約40分程度でソウル駅に到着。これが日本円で1000円かからずに乗れるのはとても安い。(切符はカード式で、改札降りたところでカードを返却すると500W帰ってきます)

早速迷う

14時半頃ソウル駅に到着し、まずは現金を作ろうと駅構内で両替をして地上に出る。
ここからホテルのある東大門方面へは地下鉄で移動する予定でした。なので、とりあえず地下鉄を探さなきゃ……と歩き出してはみたものの、案内が全てハングルで全然読めない。つい、いつもの癖でGoogle mapに聞いてみると、地下鉄ソウル駅は今いる場所の”真裏”みたいにサジェストされた。
なのでトランクを引きずってどうにか駅の向こう側に行けないかとうろうろ歩いてみたんですが、なんかどうも違う気がする……。


途方に暮れてたソウル駅前

そうして30分近く迷った末にスタート地点にもどり、ようやく地下鉄は地下にあるのでは…? ということに気がついた。
A’REXが到着したのも地下だったので、スカイライナー的に全く別の場所に地下鉄の駅があると勘違いしてしまってたんですよね。
そうして地下に降りてみるとあっさり地下鉄が見つかり苦笑。表参道くらいの混雑具合に揉まれつつ、ホテルのある東大門歴史公園駅へ到着しました。

ちなみに、地下鉄に乗る前にTmoneyカードというsuica的なチャージ式カードを買ったんですが、これがなんか種類によって値段が違うのは謎でした。とりあえず一番安いのを買って、1万W(約1000円)チャージ。これで3日間足りたので韓国は交通費が安い。

広蔵市場

ホテルにチェックインして荷物を置き、身軽になってまず向かったのは広蔵市場。
朝、成田でドーナツを食べたきりなので完全にお腹が空いていて、ちょうど良いコンディションです。
市場をぐるっと回ってみると、ある程度ジャンルごとに屋台が配置されていることがわかる。
事前に予習目的で見たnetflix番組「ストリートグルメを求めて」広蔵市場回にでていたカルグクスのおばちゃんを見つけて盛り上がったりしつつ、まずは緑豆チヂミを購入。ふっくらしたパンケーキ状のチヂミをさらに油で揚げたジャンク感のあるチヂミを紙コップに刺して手渡され、それを歩きながら食べる。カリカリしていてとてもおいしかったけど、何かしらのタレが欲しい……とも思ったので、チヂミはテイクアウトじゃなくて座って食べる方がいいのかもしれない。
そんなことを思いながらキンパエリアをうろついていると、威勢のよいおばちゃんに呼び込まれ、ちょうど飲み物も欲しかったことだしと着席することに。キムパを2種類と私はビール、妹はマッコリを頼んで着席。
キンパにはからしだれがついており、これもなかなかさっぱりしていておいしい。となりにはおしゃれな現地のおじいさん三人組が座っていて、すでにマッコリをボトルで3本くらいあけていて楽しそうだった。蒸し暑い日だったのでビールも美味しく、すっかりのんびりした気分になる。
他にもユッケとか色々食べたいものあったのでここはぜひまた行きたい。




休憩と地図

ソウル駅で時間を食ったせいもあり、この時点で既に17時近くなっていた。
とりあえずコーヒーでも飲んで落ち着きたいということで、友人のインスタで知ったカフェtwofficeに向かう。

ビルの5階くらいにある見晴らしの良い、素敵なお店でした。

コーヒーを飲みながら、今夜の予定を話し合い、行きたい場所の地図を検索しておくことに。
初めての韓国旅行で意外だったのは、人と話すのには英語や片言の韓国語を混ぜて通じるけれど、とにかく文字が難しいということでした。特に標識の類がほぼハングルで、例えば「広蔵市場」と認識してても漢字の標識はないというのにちょっと戸惑った。
ハングルが読めるようになる本とかも読んでいたのですが、仕組みはなんとなくわかったもののまだ全然読めるには至っておらず、せめてアルファベットでふりがながふってあれば……と思うんだけどアルファベットもあんまりない気がした。
アジアは中国(上海)と香港数回、ベトナムインドネシアとタイに行ったことがありますが、街中の文字の見当のつかなさは韓国が一番かもしれないと感じた。(タイ語も難しいけどタイは割と英語表記が多かった印象)
なので地図が頼みの綱。
とりあえず出発前にコネストの地図アプリ*1を入れておいてよかったと思った。

休憩したあとは、東大門のファッションビルをいくつか見てまわる。DOOTA MALLのコンバースでスニーカーを1足買ったあと、ハローapm 、LOTTE FITINあたりをのぞく。雰囲気的にはファストファッション中心という感じで「アルタっぽいよね」「アルタより上野かな?」とか言いながら眺めるだけ眺めて、晩ごはんへ。

蟹からのTHE MASK SHOP

同行した妹の食べたいもの第1希望がカンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)だったのだけど、予定していたお店は予約が取れず、ネットで検索して向かったのはアグランコッケランという東大門のお店。
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ここは御徒町あたりの食堂を思わせるような、のんびりした雰囲気の店だった。
カンジャンケジャンを頼むと、チヂミやキムチなどのお惣菜もついてきてめちゃくちゃ豪華な食卓に。
蟹は食べるのが難しかったけど、甲羅にご飯を入れて蟹みそ和えご飯を作って食べるのは天才的なうまさでした。
ここでも結局ビールを飲む。韓国のビールはどれもアサヒスーパードライに似ているな…とか話していたら、ホテルのテレビでアサヒスーパードライのCMをたくさん見て、スーパードライ系の味が人気なんだろうなと腑に落ちたりした。

晩御飯の後は、THE MASK SHOPという東大門の化粧品卸売店へ。欲しい化粧品はだいたいここで買うつもりで気合いを入れて向かったのですが、実際めちゃくちゃ安かったです。日本で1枚300円程度で売ってるパックが1枚100円以下だったりする。
ただ、テスターとかはないので、事前にリサーチして欲しいものをピックアップしておくのが大切だと思いました。
私はパック(箱入り)を3種類と、too cool for schoolのシェーディング(RPDRの影響)と、前に使ってよかったイニスフリーのパウダー(500円くらいだったのでは…?)などを買いました。
ちなみにここは現金しか使えないので行く前に両替しておくのが必須とのこと。

この時点ですでに22時近かったのですが、さすが東大門、アクセサリーショップなども絶賛営業中だった。中をのぞいてみたものの、携帯でおそらくfacetimeしながら買い物をする人でごった返しており、あっという間にくじけて退散。
足が痛くなってきたので予約していたマッサージ屋さんへ向かうことに。

マッサージ

東大門なのでマッサージ屋さんですら23時に予約ができてしまう…。短い旅程の中、ギリギリまで遊べる東大門に宿をとったのは正解だったね~と言い合いながらハローapm内にある「柔精 手の香り」へ。

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ここは本当に最高だった…。韓国式経絡美人ケアという背中&顔のコース事前に予約しておいたのですが、施術中特に説明などはなく、背面から全身マッサージしてもらって股関節や肩をじっくりほぐされ背中にパックまでされて、「これはもしかして背中中心のコースだったのかな?」なんて考えていた。
しかしそこから仰向けになると、顔にも同じくらいの時間をかけて丁寧に施術してくれたので驚いた。歩き疲れた足もじっくりほぐされて随分楽になる。
「月イチで来たい」と言い合いながら足取り軽くホテルに戻ったのが1時くらい。疲労困憊だったけど根性でシャワーを浴びて就寝。1日目が終わりました。
(2日目に続く)

「ウィッグはヒーローマント」と語るアリッサ・エドワーズの魅力

引き続き「ル・ポールのドラァグレース」にはまっている毎日ですが、今日は私の推しクィーンであるアリッサ・エドワーズについて書きたいと思います。

アリッサ・エドワーズ(本名ジャスティン・ジョンソン)
1980年テキサス州メスキート生まれ。
ドラァグクィーンとして活躍しつつ、地元で「Beyond Belief Dance company」というジュニア向けダンススクールを経営するダンサー&振付家でもある。

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アリッサ(ジャスティン/上段真ん中で手をあげている)と教え子たち


ドラァグレースには各シーズン9〜14人のクィーンが出場しているため、現在放送中のSeason11を含めると、すでに140人近くのクィーンが出場したことになります。各シーズンに応援したいクィーンがいたし、今もインスタをはじめとしたSNSの更新を楽しみに見ているクィーンがたくさんいます。
特に好みなのは、S3のラジャやマニラ、そしてS5のデトックス、S7のヴァイオレット・チャチキやミス・フェイムなどといったファッション系のクィーン(ここに挙げた人はみんな好きです)。

しかし、アリッサについて言えば、正直なところファッションが好みというわけではないのです(似合っているから好きだけど)。
私がアリッサを好きなのは、滲み出る人柄の愛らしさはもちろん、勝つための努力を怠らない人だから。
それでいて、繊細だったり、自らのチャームに無自覚であったりする一面が垣間見えるところがたまらないんですよね…。
そうしてアリッサにはまった現在、以前は英語だと思うだけで目が滑っていたというのに、英語の動画を見まくり英語字幕をせっせとgoogle翻訳にかけて試行錯誤する日々を送っています。推しができると壁に見えたものになんとか梯子をかける気になるのですごい。

以下、私がいかにしてアリッサの魅力に気づき、ファンになったのかを書いてみたいと思います。

各シーズンの優勝者などについては触れませんが、Season5とAll Star2の内容に触れますので未見の方はご注意ください!

ドラァグレースとは?という話はこちらに書きました。
ドラァグクィーンたちが表現で競う:「ル・ポールのドラァグ・レース」が面白い - イチニクス遊覧日記


ル・ポールのドラァグレース Season5のアリッサ

私は、ドラァグレースでは「America's Next Drag Superstar」を本気で目指しているんだなと感じるクィーンを応援したくなるタイプです。アリッサもまた、S5の登場シーンからやる気に満ち溢れており、最初から好印象でした。

ただ、因縁のライバル、ココとの再会*1が用意されていたこともあって、2人の諍いをフューチャーされがちな演出が続きます。そんな中、アリッサは何度も「集中したい」「勝つために来た」と繰り返していました。
とはいえ、2人の関係は単なる喧嘩でもないんです。ダンサー兼振付家でもあるアリッサは、その特技を生かしたリップシンク強者でもありました。ココもその実力を認めているからこそ、ダンスチャレンジではアリッサをチームメイトに選ぶし、ココのピンチにココ越しのアリッサを映す場面もあったりしますが、アリッサは普通にハラハラした顔をしていたりする(逆も然り)。そんな風に、単なる仲違いとは違う、熱いやりとりが見れるのもよかった。

しかし徐々に、アリッサは演技やコメディのチャレンジは苦手なことが明らかになっていきます。
ep5のスナッチゲーム*2では、全然似ていないケイティ・ペリーを披露し(しかし前の週に勝って生存権を得ていたためボトムにはならず)ル・ポールから直々に「ツイッターで謝罪しなさい」と言われてしまう始末……。
そこでアリッサは「コメディアンになるためにやってるんじゃない」と発言したりしますが、ドラァグレースでは一つだけ得意な分野があっても勝てないんですよね。「ボトムになってもリップシンクで勝てばいい」と発言してしまう場面もありましたが、やはり連続で勝ち続けることには限界がある。

そしてついに、アリッサは因縁のライバル、ココとのリップシンクで敗退してしまいます。
その回、ル・ポールは「あなたはファニーだし美しい。全てを兼ね備えているけど、長所を活かす方法を知らないみたいね」と評します。

そのように、S5でのアリッサは、やる気はあるけど苦手分野がはっきりしているクィーンだな、という印象でした。
しかし持ち前のちょっと大げさなリアクション(舌を鳴らすタンポップなど)がチャーミングだったり、何か面白いことがあると1人で笑ってたり、背中の肉を指摘されたり、鏡ばかり見ているのを突っ込まれたり……というちょっととぼけた魅力もあって、リユニオンの段階ではかなりの人気者になっていたことが伺えました。
例えば失敗の部類に入る香水のCMを作るチャレンジでの謎キャッチコピー「Alyssa's secret」(シークレットって何?と問われて答えられなかった)が受けて、100本以上もあるyoutube番組になってたりします*3

www.youtube.com
AS2の番宣で作られたS5のベストシーン集(公式)


All Stars2での面目躍如!

www.instagram.com
All Stars2 のトレイラー

ドラァグレースには、それまでのシーズンに登場したクィーンたちが再集結して競う「オールスターズ」という番組もあります。
基本的な構成はドラァグレースと同じだけど、最後は勝者2人がリップシンクをしてボトムの中から脱落者を決める…というなかなかハードなルール*4

そして私がアリッサにはまったのは、このオールスターズがきっかけでした。

worldofwonder.vhx.tv

まず第1話にタレントショーという、各人の得意分野を披露する回があるのですが、このアリッサがまさに水を得た魚だった。アラスカ曰く「これこそまさにアリッサ・エドワーズ」。
もちろん得意のダンスで挑んだんですけど、それだけじゃなくて「背肉は減らしてカムバック」などと自分をネタにした小話も混ぜてくる用意周到ぶり。しかもなかなか真似できないようなすごいスプリット技も入れてきて会場を沸かせます。得意分野だけあって表情は自信に満ち溢れていて、あーーこの人は本当にエンターテイナーなんだなと痛感した瞬間でした。


この自信に満ち溢れた表情が大好き

そして2話目のスナッチゲームもしっかりと準備してきていて、今度こそル・ポールを笑わせます。
さらにおそらく「alyssa's secret」の二の舞を期待して企画されたのかな…?と勘ぐってしまいたくなるCM制作チャレンジ(ep6)でも、自分のキャラクターを活かしたエナジードリンクのCMを作ってクリア。

この辺りで、審査員にウケまくるアリッサに対して「アリッサだからオッケーみたいなのが気に食わない!」と不満を貯めるクィーンもいるのですが*5、S5でのアリッサを見れば「アリッサだからオッケー」なんてことはないのがわかるし、そう見える状況に持っていけたのは間違いなくアリッサの成長なんですよね。
そしてそうやって突っかかられても、アリッサは「どうした?」「リラックスリラックス」みたいなリアクションで全然堪えてないのがすごい。
思えば喧嘩してた時のココにすら「これめっちゃ面白いんだけどww」みたいに話しかける人なので(それにウケてるのはアリッサだけだったりもしますが)基本的に気のいい人なのだと思います。

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ワークルームでパックをしてる姿を見たのはアリッサだけです笑

AS2後のインタビューでアリッサは、「S5の時にル・ポールにファニーと言われて混乱した。私は常にシリアスだったから」と語っています。しかしテレビで自分を見てみて、自らのファニーさに気づき、それを魅力に変える方法を模索して挑んだのがオールスターズだったのでしょう。

スナッチゲームでルーを笑わせた、チェック! 今年は謝らなくていい。コメディチャレンジでも勝った。チェックチェック! ガンガン行くわよ」

このように自らに課題を課して、それをクリアしていくところが最高にかっこいいと思ったきっかけでもありました。

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S5からAll Stars2への変遷について語っているインタビュー


アリッサの人柄が見える「ダンシング・ドラァグクィーン」

netflixには、アリッサを主役にした「ダンシング・ドラァグクィーン」という番組もあります。これはテキサスで子どもたちにダンスを教えるジャスティン・ジョンソンの日々と、アリッサ・エドワーズとしての活動を並行して紹介する、ファンにとっては夢のような番組です。

www.netflix.com

それと同時に、この番組ではアリッサの家族の問題についても度々触れられていました。
幼い頃、父親にダンスを習うことやゲイであることを否定されたこと。きょうだい達の薬物問題や逮捕歴。身近に手本となる人がいなかったからこそ、家を出なければと思い、18歳でそれを実行したこと。
S5のuntucked*6に、アリッサの父親からビデオレターが届く回がありました(ep6)。そこであのいつも陽気なアリッサが涙を見せる場面があります。
オールスターズ2(ep7)に妹が現れた場面*7でも、アリッサは再び涙を見せます(実はその日がお母さんの一周忌だった)。
どちらも、アリッサの繊細な側面が見えて、とても胸を打たれる場面でしたが、この「ダンシングドラァグクィーン」ではそのような場面の背景が語られていたりもします。
だからこそ、家を買う場面(ep2)で「愛でいっぱいの家にしたい」と夢を語る様子がたまらなく愛おしく感じられたりもしました。

それから、この番組ではアリッサが恋には非常に奥手であることもわかります。
S5で「エクスタシーを感じている演技」を酷評されたりしていましたが、ダンシングドラァグクィーンで「仕事中心だからシングルなの」と話していたり、ep2でデートをしてみたけど全然話が盛り上がらなかったりする様子を見ているうちに、
そういえばS5のリユニオンで、衣装を酷評したサンティノ(審査員の1人)と「ホテルでも行って仲直りしなさいよ」とルーに茶化され、足をばたつかせて照れたりしていたっけ…と思い出し、かわいいかよ…と思いました。

そんなアリッサを支えるドラァグドーターのシャンジェラやラガンジャとの関係性も垣間見れる、とても素敵な番組です。


「ウィッグはヒーローマント」

ダンスとの出会いは忘れもしない。新聞でダンススクールの広告を見つけて、おじさんの家で芝刈りをしてお小遣いをもらい、ダンスを習わせてもらった。
ダンスは自己表現の手段だった。言いたいけど言えなかったことが動きで表現できた。
昔の自分のような子どもに、ダンスで人生を謳歌してほしい。

ダンスとの出会いについてこう語っていたアリッサにとって、ダンススクールで子どもたちを指導することはとても大事な仕事なのだと思います。
ダンススクールのインスタなどを見ていても、子どもたちを指導することに本当に真摯に取り組んでいるのが伝わってくる。あと時折子どもに負けないくらいピュアで眩しいくらい…。

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さらに、アリッサとしてドラァグをすることについてはこう語っています。

「アリッサは非常口のようなもの。エレベーターが壊れた時の階段みたいなものよ」
「例えるならブルース・ウェイン。日中は経営者の顔をしていて、講師であり指導者。そして夜はウィッグとメイクがヒーロマントなの」

ジャスティンとしてダンスの指導をすることも、アリッサであることも、彼が彼であるために必要不可欠なことだからこそプライドを持って努力するし、明るくハッピーであろうとするのかなと感じたインタビューでした。
ダンシングドラァグクィーンの1話目、ジャスティン(アリッサ)は「勝者は練習する、負け犬は文句を言う」と書かれたTシャツを着てダンススタジオに現れます。
私はいくつかの番組とインターネットの投稿を通してしかアリッサを知らないけれど、S5での悔いをオールスターズで覆してみせたアリッサを表している言葉だなと思いました。

本当にかっこよくてゴージャスで、大好きなクィーンです…!!

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*1:2人は元々友達だったけれど、ミスコンでアリッサが優勝した後、その権利を剥奪され、2位だったココが1位に繰り上がったという経緯があり、2年間口をきいていなかった状態で再会した

*2:有名人のモノマネをする定番のチャレンジ

*3:Alyssa's Secret - YouTube

*4:今の所、S1のみ異なるルール

*5:その気持ちもわからなくはないけど

*6:審査中のバックステージの様子を収録したサブ番組

*7:それぞれの家族の変身チャレンジがあった

2019年のゴールデンウィーク

2019年のGWは10連休らしい、ということは知っていたけれど、実はなぜ10連休になるのかは直前までわかっていなかった。なんとなくすべてがオリンピックのせいのような気がしていたけれど、あらたな元号発表とともに改元は5月1日に行われると知り、「もしかして今年の10連休って改元だから?」「いまごろ!?」みたいな会話をしていたくらいだ。


そんな平成の終わりに何をしていたかというと、私はマーベル・シネマティック・ユニバースMCU)にはまっていた。
10連休には興味があっても、なぜ10連休になるのかを知らなかったように、MCUのことも、興味はあれど「なんかたくさんあるから」と後回しにしたままだった。
履修をはじめたのは、エンドゲームという“最終章”の映画が公開されるらしいと知り、そうなったら絶対そのタイミングで見たくなるに決まってるから……というミーハー心ゆえのものだったのだけど、GWに入る頃にはまんまと、「せめて3年くらい前から追いかけていたかった……」なんて思っていたし、公開当時に見た際はハルク以外のキャラクターがわからなかった「アベンジャーズ」も、公開順に見ていけば、ヒーローが大集合するお祭りみたいな最高映画に感じられた。
ヒーローそれぞれの物語を知ったうえで「集合体」を見ることの、個別の物語がお互いに反応しあって輝く感じ。つまりアベンジャーズはドームコンサートだな……なんて納得の仕方をして、GW2日目にエンドゲームの予約をした。そして見た。このタイミングで一気に見たからこそ全ての記憶が新鮮で、そういう意味では良いコンディションでの鑑賞だったと思うけれど、やはりあともうちょっと、この物語の完結を夢想していたかったという気もした。
見た足で友達と合流してビールを飲みながら涙ぐみつつヒーローたちを讃える会をやった。5時間くらい喋ってたのに気づけばMCUの話しかしてなくて笑った。

GWの初日はバス旅行に行った。気心の知れたメンバーと親戚旅行みたいなテンションで、のんびり花を見たり、お弁当を食べたり、生まれて初めて「イチゴ狩り」をしたりした。普段めったに果物を食べない生活をしているため、おいしいいちごを食べてしみじみ感動してしまった。
実家で果物を積極的に食べるのは父親だけだったので、果物を見ると父親を思い出す。子どもの頃、父のコンデンスミルクを勝手に食べて(スプーンに出して舐めていた)は怒られたものだ。

いわゆる「平成最後の日」は実家にいた。
平成最後の日だから集まったわけではなく、GW中に皆の都合があうのがそこしかなかったのと、翌日が弟の誕生日だからだ。昼ごはんは手巻き寿司だったが、母が北海道から買ってきたうにがとてもおいしく、皆がうにばかりを狙い撃ちしていた。食後は甥っ子と遊んだり、兄弟でカードゲームをしたりした。インサイダーゲームという、伏せられたキーワードを会話で探りながらインサイダーを探すというゲームがとても面白く、全員めちゃくちゃ早口でキーワードを当てにいくスタイルなのが似すぎてて大笑いした。いい平成最後の日で、「誕生日おめでとう、明日だけど」と言って別れた。

インサイダーゲーム

インサイダーゲーム

友人たちと横浜で中華を食べた日には、中国式の獅子舞が各店を訪れるお祭りのようなものをやっており、友人2人が獅子舞(のようなもの)に噛まれたので無病息災でめでたかった。「令和」と書いてある月餅が売られていたりもして、そこはかとなくめでたい気分を味わう。

髪を切りに行った日にも、エンドゲーム後の友人と急遽予定を合わせてMCU話をした。
いろんな人の感想を読んでいくと、やはり長いシリーズだけに、それぞれに思い入れを携え劇場に向かっているのだなと感じる。そして、その高揚感みたいなものが、やはりドームコンサート(概念)みたいだなと思ったりする。こうして映画を見てすぐ勢いで集まって喋る……みたいな、まるで炭酸水が胸元でずっとくすぶってるような感覚は久しぶりだった。

MCUにはまったとはいえ、引き続きドラァグレースにもはまっていて、令和最初の日には念願のドラァグレース会もした。カラオケ店でテレビにPCをつなぎ、推し(アリッサ)の最高シーン特集をしていたらあっという間に3時間が過ぎていて笑ってしまった。カラオケ店を出た後も、飲みながら延々とRPDRやクィーンたちの話をしていて、大変充実した1日でした。楽しすぎた。
お店の店員さんに「令和最初のご予約をどうも」と言われ、そういや今日からかと思いだしたんだけど、令和もこうして好きなものにわくわくしていたいものです。
GW中は、別の友人にも「ドラァグレース見てるよ!」と声をかけてもらい、その時も嬉しくてめちゃくちゃ早口になった。RPDRは本当に楽しい。この楽しさについて、もうちょっとうまく言語化できるようになりたいなと考えているところ。

家でポテトチップスサンドを作った日もあった。これはとてもうまくできたので今後もより良い(自己流のではあるけど)レシピを探っていきたい。
掃除へのモチベーションをあげるために「KONMARI」を見はじめ、「クローゼットの中身を全部ベッドの上に出す」というステップを真似してみたりもした。
これは確かに良い方法で、一度出して全部を目の当たりにすると、必要なものと不必要なものがわかりやすくなるし、自分が持っている服の再確認にもなるため、久しぶりに着たいと思える服も見つかって嬉しかった。
結果的にクローゼットの中身を1/3程度減らすことができたのでこれは成功だったと思う。

GW最後の日は、友人の家に集まった。かつては毎晩のようにファミレスに集ってはくだらない話をしていたメンバーだったけど、全員が集まるのはとても久しぶりでーーそれこそが問題だったのだと私たちは薄々気づいていたにもかかわらず、長らく動けずにいたのだ。
荷物の整理をしていたら見つけたという、過去の自分が送った手紙類を見せてもらい、そのあまりのくだらなさに笑ったりもしたけれど、そこからずいぶんと遠くに来たことを感じたりもした。
でも今またこうして顔をあわせて話せているということは、少なくとも良いことに数えられるだろう。

いわゆる節目らしいことはなにひとつしていないけれど、いつか、平成の終わりは何をしていたっけな〜と振り返った時に、いい10日間だった、と思えるような気はする。
ただ、この落ち着きのなさは、この日記をはじめたときのプロフィール文「あたまのなかくらいきちんとかたづけたいのになかなかうまくいかない」が放置されてきた証拠でもあるため、新しい年号では少しくらい頭の中が整理できていることを願ってみる。