沖縄最終日、文鳥、サインボール

2月9日

3泊4日の旅の最終日は、キャンプもなく、しかも朝から雨だった。

起きたものの何をするか全く思い付かず、とりあえず近場の喫茶店に行ってぼんやりしていたが、旅先で特にすることがないというのも贅沢なことかもしれない。思えば沖縄にいた間は、時折メールやSlackの返事をする以外は、ほとんど仕事のことを忘れていられた気がする。

コンビニで買ったじーまみー豆腐を朝ご飯代わりに食べつつ荷造りを終え、とりあえず気になっていた「メキシコ」というタコス屋に行ってみることにした。
雨でなければまた自転車で出かけたかったのだけど、やまないのでバスを使う。

一昨日乗ったタクシーの運転手さんが「沖縄では(車移動が基本だから)道を歩いている人をみかけないでしょう」と言っていたけれど、本当に、北谷のような観光客が多いエリア以外で人とすれ違うということはほとんどない。
それでも、雨の日の路線バスには地元の人らしきお客さんも半分くらいはいて、少しだけこの土地の生活を感じることができた。

「メキシコ」のメニューはタコスと飲み物だけで、量を選んで先にお会計を済ませるスタイル。
このタコスがとっってもおいしかった。タコス生地は揚げられているんだけどもちもちしている絶妙な食感。添えられたサルサソースも爽やかな辛味で後を引き、あっという間に完食してしまった。

時間が余っていたので、食べている間に雨が弱まれば散歩でもしようかと思っていたのだけれど、しっかり雨だったので帰りもバス。結局、ホテルで予約した空港までの高速バスの時間まで、喫茶店で本を読んですごした。喫茶店に困らないところも北谷のいいところだなと思う。

その後、空港でお土産を買ったりして帰路へ。
飛行機が遅延することもあるし、帰りのスカイライナーは予約していなかったのだけど、なんとかスムーズに帰ることができた。



文鳥と当選

帰宅した翌日は、開店時間に合わせて文鳥を迎えに行き、十分に労ってすごした。

文鳥を預ける際は、文鳥が緊張しないようケージごと預ける必要があるのだけれど、ケージが大きく持ち運びづらいため、以前入院時に預けた際はタクシーで運んだ。
しかし今回は、実家から借りたキャリーにくくりつけて行き帰りができたので、預かりをお願いするハードルも少しは下がったような気がする。
帰宅した文鳥はしばらく、私(の手)に背後をとられないよう警戒していたが(背後から保定して移動用キャリーに移されるのをわかっているため)、3日後くらいには通常営業に戻ってくれた。
あまりストレスをかけたくはないので、預かりをお願いするのは、多くても年に2回までかなと思う。


握らないんですかといいたげな文鳥

迎えに行った日の午後、放鳥をしながらキャンプの荷物を片付けているとチャイムが鳴った。
何か注文してたっけ? と思いながら出ると、阪神タイガースからのお届けものだった。
品名「日本一ロゴサインボール」の文字に声が出そうになる。
なんと、島本浩也選手のサインボールが当選していたのだった。

キャンプでお見かけしたとき、何かこう、声がけができたらよかったかな、でも何を…? という気持ちで少し後ろ髪を引かれていたところだったので、なんというか、応援が届いたような気持ちになる、とても嬉しいタイミングの当選だった。



ケースを買って飾りました。


直接は関わりがないんだけど、タイミング的に、キャンプの思い出の品になったような気がしています。

そんなわけで私の初めてのキャンプ日記は終了です。
次の現場はオープン戦だ!