3/14号スピリッツ

ichinics2005-02-28

グラビアが可愛い。ゴーゴーヘブンは正直どうなんだろと思うけど、プロモーション(もう既に有名な人も出てるけど)なんだと思えば納得。
そして久々に笑える「団地ともお」でした。最近ちょっと良い話系が多くて(今んところの最新刊「江豆町」もそうだった)のでこころおきなく笑える感じが嬉しい。ちなみに今までの連載でもっとも印象に残っている話は、お父さんと入れ違いになる1巻に収録第十四話。「お父さんとトランプとか野球とかトランプとか」という台詞が良い。泣けて、笑えるっていう2段構えをもっと期待したいです。
そして「ちいさく振りかぶって」ってなにも振りかぶってない田中も面白かった。主人公出てこないけど。ロボVSミカはきっとまたやることだろう。

そして「π」と「鬼虫」が終了。
「π」については、なんか詳しい事情を知らないんですけど、マックとか使うのを止めてこういう画になったのでしょうか? それとも狙ってるのかなぁ。「パレポリ」の頃と全然変わってしまったような気がするのですが。内容的には、前にヤンサンでやってた「ショートカッツ」とかの方が好きです。
「鬼虫」については、期待していただけにちょっと残念な展開でした。ところどころ盛り上がる展開はありつつ、ストーリーの舵をとりきれなかった感もあり、最終的には盛り上がりきれずに終わってしまった様に思いました。個人的には「よいこの星!」のような人間関係のドロドロした部分に問題提起する作品をまた描いて欲しいです。
女になにが解る、といわれてしまいそうですが、巻末リリー・フランキーの「優香論」にとっても共感。