私が数字を苦手なわけとはてなブックマーク

私は学校というところで勉強をを学ぶようになってからずっと、算数が苦手だった。数字が苦手だった。計算が苦手だった。そして今も結構苦手だ。
例えば私が6+7という計算をするとする。
私の頭の中では、6というのは5と1であり、7というのは5と2だ。6とか8とかの下の○っぽい部分が5。7とか9とかの下のIっぽい部分が5。
そんなわけで○とIであるところの5が2つで10。上にくっついてる1と2を足して3で、13。なんていう非常にまどろっこしい思考回路で計算している。これはたぶん、片方の手の指の数が5本であることからのイメージなんだとは思う。二桁、三桁でもやっぱり5の倍数を基本にしてイメージしてしまう。
そんなふうでも、足し算や引き算ならなんとかイメージできるのだけど、かけ算となるとこれがなかなかイメージしづらい。
例えば8×4とかなら、○が4つで20。3も4つ、つまり6が2こで12。2と1足して3、つまり30と余った2でトータル32。しわさんじゅうにとか、信用できない。でも、これが二桁になると、もうお手上げなのだった。わり算もしかりで、ほんと私の頭は最低。ひどい。(というかこれ書いていてもどうかと思う)
こんなことは人には言えない…と思っていたんだけど、先日どこかで「6足す7だと3がくっついて、残りの3が溢れる」と表現していた方が「自分は理系だと思うけど」と書いているのを見て【→訂正。下に追記します】、そういうふうにイメージで計算する理系(計算が得意な、という意味で)方もいるんだなぁ、後でちゃんと読もう、と思ってたのだけど、それがどこで見た文章なのか忘れてしまった。
はてなブックマークの注目のエントリで見たことは確かだ。でもさっきからずっと探してるのに全然見つからないんだよなぁ。残念。
でもまあ、そこに私の計算能力をあげるための何かがあったわけではないと思うんだけど、世の中の人が数字をどうイメージしてるのかにちょっと興味がある。

追記

この私が見かけて気になっていたエントリはmutronixさんによるもの(http://d.hatena.ne.jp/./mutronix/20060213/p1)であると、コメント欄でBさんに教えていただきました。感謝。
でも何だかわたしが勘違いしていたようで、これはNHKの番組の感想を交えた文章だったのですね。(リンク先*1で番組の内容を見てみたら、面白そうでした。またやらないかなぁ。)
なので、mutronixさんご自身が「自分は理系である」と書かれている訳ではなかったのです。失礼しました。でも、mutronixさんが話題にしているイメージと数字の関係とかはとても面白いなと思います。奇数がとがってて、偶数がまるいの、なんでなんだろうなぁ。割りやすいからかな。

 神がサイコロを振るということ

今日も残業してたんだけど、「神はサイコロを振らない」に間に合うように22時半ぎりぎりに帰宅。
毎回いろいろ思うところの多いドラマで、ちょっと参る。いや、とても面白いのだけど、やっぱり、いなくなってしまった人が、戻ってくる、と空想することは、とても怖い。別に重なるような体験があるわけではないけど、もしそれが起きたなら、自分はどうするだろう、なんて考えはじめるととまらない。
ドラマでの設定は、相手側の時間は止まっているわけだ。そして、自分は10年ぶんの時間を「余分に」もっている。
たとえば主人公の立場だったとして、いなくなってしまったはずの恋人が10年前のままの姿で戻ってきたら、私はどうするんだろう。
それは、前に書いた*1疑問にも少し重なるのだけど、個人間の感情っていうのは、記憶とかそういうものに支えられてる部分が大きい。これは否めないような気がする。でも、同時に「ここ」から始まるものもある。今の自分がどう思っているのか、相手はどう思っているように見えるか。その思いのきっかけはほんと些細なことかもしれない。でも、勘違いに思えるようなことも、言葉を全部とっぱらったら、重要な要素なんじゃないかと思ったりする。(でもその場合の言葉ってどこまでのことなんだろう?)
神はサイコロを振らない」というのはアインシュタインの言葉で、いくつかその意味について書いてある文章を読んだりもした。でもよくわからないのが、偶然と必然は、どう違うのか? ということだ。それは予見できるかできないか、ということなのだろうか? だとしたら、どちらが偶然で、どちらが必然なんだろう。
ドラマで結末を見てしまう前に、もうちょっと考えたい。

*1:id:ichinics:20060127:p2

 DSブラウザー

DS買って良かったーと思ったニュースがこれだったんですが、

任天堂の発表によると、名称は「ニンテンドーDSブラウザー」(仮称、税込み3800円)で、6月に発売する。2画面両方を使って1つのサイトを閲覧できるほか、下の画面でサイト全体を表示し、上の画面で拡大画像を見るなど、2画面を使い分けることもできる。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/15/news085.html

2画面使ってサイト閲覧かー。すてき。と思ったのも束の間で。

自宅の無線LANアクセス・ポイントに接続可能なほか,任天堂が全国の玩具店などに設置した「ニンテンドーWi-Fiステーション」やFREESPOT協議会の「FREESPOT」でも利用できる。
その他の公衆無線LANサービスへの対応は「今後検討を進めていく」(任天堂広報)とするにとどまった。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060215/229455/

ということは、携帯webブラウザとして使う方向じゃないっていうことですよね。そっか。きっと今後そういう方向に行くのかなぁとも思うけど…先っぽいな。
任天堂といえば、私はかつてゲームボーイカメラ(だったっけ?)というのを買って、こりゃすごいやと思ってたんですけど、今思えばあれは安価デジカメだったんですよね。でも、やっぱモノクロだし、なーとかいうのがあって、その後どんどんデジカメ普及して、そのゲームボーイカメラ(じゃなかったかも)はあんまり活用されないうちに忘れてしまって今どこにあるかなって状態なんですけど、何が言いたいかというと、私はこう、機械とかよくわからないくせに安易に新しいものに手を出したがる傾向にあるのかもしれないとか思いました。という話です。あくまでも。