酒の席で話すこと

レコード屋時代の同僚の1人かつ気の置けない友人である人と久しぶりに飲む。この人と話をしていると、たいていのことがツーと言えばカーである(ツーカーって言葉は不思議だ)ことが本当に嬉しい。ロボット小説の人がさあ、と言えば「ああ、アシモフね」と答えを返してくれるなど、私の曖昧な記憶を補って余りある会話ができるうえに、十年近い付き合いによって蓄積された肉親に近い安心感もある。
飲みの席で話をすることは、だいたい新譜の話、最近読んだ本や漫画、世の中の話や私の日常に関するダメだしだったりするんだけど、今日は私のものの見方の偏りについて、ちょっと考えさせられた。

今日はその会話の中で触れた、政治や社会について、ゆるいながらも少し思ったことのメモ。

私は、法律というものがいつの間にか出来ているということを知って初めて、選挙とは、自分達の代表を選んで、その人に自分の意見を託すものであるということを理解できた。そんな自分の鈍感さにはあきれてしまうけど、まあそれはおいておいて、私は今、なんだか政治とかがどういう方向をさして動いているのかが正直言って良く分からないでいる。でも実際、新聞に毎日目を通していれば、政治の動きが手に取るように分かる、という訳では無いのも事実で、その分かりにくさ、が選挙への無関心を招いているのではないかと思う。
これだけ情報伝達ツールが発達しているんだから、今週とか今月のまとめ、とかで国会での議題の進行具合とか、新規可決法案のリストとかをもっと人目につく形で配信してくれたりすると、流れが整理できて分かりやすいんじゃないかな。あと佐藤雅彦さんがやっている「日本のスイッチ*1のような形で国民の意見を聞き、議員一人分の発言権くらいに加味しても良いのではないかと思ったりもした。選挙で投票しろ、と言われても、実際立候補しているのはほとんど知らない人だし、その人たちを知るためには結構な労力を払わなければならなかったりする。だったらいつやるのかわからない街頭演説を聞くより、候補者一人一人が日記でも書いてネットに載せてくれれば、その人となりが理解出来るんじゃないかな、とか。まあ、もうやってるかも知れないけど。
酔っ払いのたわごとですし、サービス業じゃないんだから、と言われるかもしれないが、そのくらいの分かりやすさ、参加しやすさがあるともう少し政治への関心が高まるんじゃないかな。まあ、不正を防いだりセキュリティやらの面で難しいとは思うけど、投票率をあげたいとか言ってるんだったら、そんくらいのことしても良い様な気がする。だいたい税金とかにしても分かりにくすぎるんだよな。

そんな話をしつつ終電間際で帰宅。懐が寒い。

日本のスイッチ

日本のスイッチ

*1:ボーダユーザーの私としては、日本のスイッチi-mode以外にも対応して欲しいです。