はてな夢日記/行ったことのない家、会ったことのない人

目が覚めて思い出したのは、その時見ていた夢でなくて、その前に見ていた夢だったんだけど、そういうとき、ほんとうにそのとき見ていたのはどっちなんだろう。■その時に見ていたと思うのは確か音楽に関する、歌を覚えるとかそういう夢。そんで、その前に見ていた夢というのは、会ってみたいと思っていたひとに会う夢だった。■最近引っ越した友達夫婦TくんとTちゃんの家(引っ越したのは本当だけど、まだ行ったことはない家)に、家主の二人と、私と、なぜかその人がいて、隣の部屋にはまだ他のひともいるみたいな気配。■私たち四人は、ゲームをしている。テレビゲームでもボードゲームでもなくて、三次元ゲーム(体力を使わないサスケとか、そんな感じ)をやってるんだけど、会話は至って普通の世間話。どこ住んでるんですか、とか、Tくんがはなしてる。その人は、ずっとにやにやしている。■やがて、予想通りのマイペースぶりで、ちょっと出かけてくる、といって出て行く。戻ってくんのかね、こないでしょう、ほんと不思議なひとだったね、だね、というようなことをTちゃんと話しながら、凍ったアイスにスプーンを突き立てると、三分の一くらいがごっそりと欠ける。穿たれる、とかいいたくなるような、スーパーカップの表面をスプーンでなでながら、つまんないの、と思う。■部屋が、のび太の部屋サイズになる。開いた襖から見た廊下、流し、そのうえの磨りガラス、群青色の空■夢の終わりは印象ばかりで、思い出そうとするほど遠くなる。どじょうすくいか、ゆるゆるのゼリーか。