2007年本屋大賞

2007年本屋大賞のノミネート作品が発表になってた。

『一瞬の風になれ』/佐藤多佳子講談社
『失われた町』/三崎亜記集英社
陰日向に咲く』/劇団ひとり幻冬舎
『風が強く吹いている』/三浦しをん(新潮社)
鴨川ホルモー』/万城目学(産業編集センター)
『終末のフール』/伊坂幸太郎集英社
図書館戦争』/有川浩メディアワークス
名もなき毒』/宮部みゆき幻冬舎
『ミーナの行進』/小川洋子中央公論新社
『夜は短し歩けよ乙女』/森見登美彦角川書店
http://www.hontai.jp/

本屋大賞第1回(2004年)から、4回目の今回まで、連続でノミネートされてるのは伊坂幸太郎だけで、しかも前回は2作もノミネートされていたってすごい。大賞をとるより、コンスタントに佳作を生み出し続けてくれる方が、まあ、ファンとしては嬉しくもある(でもしばらく新作出てないんじゃないかな。そろそろかな)。
でも『終末のフール』(id:ichinics:20060413:p1)はこれまでの伊坂作品の中では、もっとも「本屋大賞」向き(?)だと思う。し、私も大好きな本だから、今度こそ、と思うけど。でも惜しいことに、出たのが前すぎるんだよな。

なんて、私がノミネート作品の中で読んだことあるのは「終末のフール」と「図書館戦争」だけです。新刊読めなくなってきてるなぁ…。でも、その2冊とも、どちらもすごく面白かった。「ミーナの行進」と「一瞬の風になれ」は信じられない事に…まだ積んである…。早く読みたいんだけど、なんかこう気分があるじゃないですか。あるんですよ。こういうの読みたい気分、ってアタリをつけて次に読むの決めるんだけど、なかなかな。だめだな。
今はいろんな人の日記で見かける森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』が読みたいです。見かけるっていっても大絶賛を見かける訳じゃないんだけど、気になる感想が多くって。

というわけで4月の発表を楽しみにしています。
参考までに