TOWER RECORD 新宿店10周年記念イベント@日比谷野外音楽堂


先週になってしまいましたが行ってきました。
対バンよくわかってなかったんですが、4バンドもでる豪華なイベントでした。しかも当日になってタワレコ新宿店10周年記念イベントって書いてあるのみて、びっくりした。それってフラッグスのタワレコかな。その前のルミネ店とか、武蔵野館のそばにあったやつとかは、10年以上前からあったからそうなんだろうな。
個人的には武蔵野館のそばにあったやつがいちばん思い出深い。予備校通ってた頃、よくあそこでCD試聴した。たまに買った。1枚買うのにものすごく迷った。お金なかったけど、なんていうかまあ、一生懸命だった。

だからフラッグスなんてずいぶん最近な気がするんだけど、とにかく10年経ったんだなとか思いながら見始める。
まずはLOW IQ & THE BEAT BREAKERという人たちで、その次がDOPING PANDAでした。
最初の人たちは全然知らなかったんですが、ギターとドラムの2人組で楽しげなメロコアという印象。DOPING PANDA は名前よく見るけど、女の子バンドだと思ってたんでびっくりした。ボーカルの人が銀色のズボンはいてて赤い照明があたるとはだかみたいでした!

そして3バンドめがZAZEN BOYS。新譜後初です。
驚いたことに「KIMOCHI」から始まり、そこから「COLDBEAT」。音がすごいきれいだった。そして新譜から最初に披露されたのは「Honnnoji」。
いやー「Honnnoji」すごいよかった。間の手と、演奏がぎりぎりで駆け抜けてく感じがいかにもザゼンらしい。そして、やっぱりCDで聴くのとはぜんぜん違うと思った。
ザゼンのばあいはほんと、録音よりもライブのが段違いによくて、なんかこう、あっけにとられるか夢中になるかというような力がある。当たり前のことだけど、練習を重ねてきたからこそ、あらたな解釈があってそれぞれの音がひとつになり音も的確な場所に落ちる、だけでなく、次の音を呼ぶのだろう、というようなことをライブ終わってからあらためて思う。ヤンキーの頃と比べると、格闘技からダンスになった感じだろうか。ちょっと違うかな。それでもずいぶんバンドの音に変化があって、今回は特に、ベースの音がクリアになっていたように感じました。
イベントなのであっという間におわってし まったけれど、やっぱワンマンで見たいなー。次は来週!

そしてトリは曽我部恵一BAND。溢れる圧倒的な多幸感は、ザゼンとは正反対だよなーと思う。とにかく単純に、いいライブだった。
私はサニーデイ後の曽我部さんについてはよく知らないので、初めて曽我部恵一BANDを見たときはずいぶんびっくりしたんだけど、でもあのシンプルで力強くなによりメンバーから、お客さんを楽しませたいっていう空気が伝わってくるバンドが見れるっていうのはほんと幸せだなと思います。楽しかった!