- 作者: 河内遙
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2010/02/20
- メディア: コミック
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エロF系のはちょっと苦手だなとも思ったんだけど、これはたまに買うフィールヤングで何話か読んだことあって、たぶん好きだなと思ったので買った。そしてやっぱり好きでした。
花屋の店長と、彼女に片思いしている主人公と、店長のなくなった夫の幽霊との三角関係(?)のお話。
主人公の率直さも、店長のさっぱりとしているようで頑固なところも、2人が仲良くなっていくのを見ているしかない「僕」の視線も、すごく大事に描かれてるように思う。
特に、p155の「僕」が膝抱えてる絵がほんと切ない。
「へび苺の缶詰」(id:ichinics:20090611:p1)の巻末のお話でも、視線の位置とコマの流れがいいなーと思ったんだけど、このシーンも、主人公と店長のやりとりの間、コマ端に居心地悪そうに浮かんでいる「僕」の様子が描かれていて、ちょっと動画みたいだなと思いました。
とにかく、この作品にでてくる三人、みんな好きだな。