「げんしけん」10巻(二代目の壱)/木尾士目

げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

面白かった!
げんしけんが連載再開って聞いたときは、単発の番外編とかかなと思いましたが、単行本を読んでみると、確かに10巻で1巻っていうのが納得できる巻でした。巻数表記の通り、これまでのげんしけん部員も登場しつつ、ちゃんと二代目の話になっている。
その二代目のメンバーの目玉というか、今のところ物語の中心になっているのは“腐男子”の波戸君。1巻の1番最後の話にある、この男の子のなかに視点が2つある感じが面白いなと思いました。
どうしても苦手なキャラもいるんだけど、そんなふうにキャラクターの個性がはっきりしてるとこもげんしけんの面白いところだなーと思います。続きが楽しみ。