韓国ドラマ

ご他聞にもれず、うちの母親も韓国ドラマにどっぷりはまっている。夕食の時間に重なると否応なくチャンネルを変えられるので、私もなんとなく見る。今日は「天国の階段」だった。天国への階段ツェッペリンですか、と言いたくなったけど母に言ってもしょうがないので黙ってご飯食べながら眺める。
なんだかんだ、いろんな韓国ドラマをうっすら認識していくうちに、ちょっと思ったこと。
もちろん、恋愛ドラマに「障害」という仕掛けが必要なのはわかるけど、なんで日本で放送されてる恋愛ものの韓国ドラマはどれもこれも「病気」「実は兄弟(もしくは兄弟じゃなかった)」「家柄の問題」のどれかなんでしょうか。この三つのうち二つの要素は絶対入ってる気がする。
母親は「一番の恋愛障害である徴兵制を表立って批判できないからよ!」と結論していたが、それは理由にならない。同じ韓国ものだって映画にはバラエティに富んだ作品があるし「ペパーミントキャンディ」とかは徴兵制を題材の一部に使いつつ、素晴らしい作品になっていた。
きっと簡単に言えばワンクールが長くて、一週間に二回放送する(らしい)という向こうのドラマ制作事情が原因なんだろう。録音が荒いのも、泣き顔アップ、とかが多いのもきっとそうだ。そしてそれが「わかりやすい」ドラマを生み出し、世のおばさまたちを釘付けにしている、んだろうなあ。80年代の大映ドラマとかのがよっぽど面白いと思うけど・・・。
しかし、それにしても、血の繋がってない兄が二人も出てくる「天国の階段」の設定にはびっくりしました。片方のお兄さん(すごいいい人)はココリコの田中さんに似てる。