髪を切りに行って、その後下北の漫画喫茶行って最初のほうしか読んでなかった「のだめカンタービレ」を読んで、待ち合わせ時間に友人と会って「お金ないからねぇ」と言っていつもの安い居酒屋へ行く。
最近のおすすめ新譜の話とかしてたらブラッククロウズとJ.Hawksの良さを理解してないなんて！と言われたのでちゃんと聴き直すのが目標。
音楽の話の流れで、自分にとってとても深い所で大切なものって、ずっと誰かに理解してもらいたいと思ってたけど、もしかしたら誰にも理解されなくてもいいものなんじゃないか、という話をする。
もちろん、すごく好きなもので、みんなに「これいいよ」と言って回りたいものっていうのはちゃんとある。でも、何を言っても言葉が足りなくなるだろうし、この感覚を、自分の中だけにとどめておいてもいいや、と思うものもやっぱりある。なんというか、それが自分にとって大事なのはわかりきってるんだから、わざわざ説明する必要もないようなこと。そして、その感覚が更新されてくことが、とても幸せだと思う。彼の言ってたことと私が思ってることは少し違うかもしれないけど、その話ができてよかった。
帰り道はすっかり酔っぱらって眠い顔で別れる。『夜のピクニック』をもらったので、始発電車で読みながら帰った。曇り空。明日も寒そうだなと思う。
