寄り道

朝「いつも元気ですね」と言われたのに、夕方には「なんか元気ないね」と言われた今日。ほんとうはどっちでもない。神保町で人に会い、その後、本屋ひやかしながら、秋葉原ってこっちかな、と思いつつぼんやり歩いてたら、たどり着いたのはお茶の水、いつのまにか小川町、で、ここまできたら、と思って、古い蕎麦屋で蕎麦を食べる。「月見」とか「ケツネコロッケ」とか立喰師のことばかりうかんだけれど、頼んだのではもり蕎麦。ざるとせいろともりって何が違うんだっけか、なんて言いながら食べるほっとする味の蕎麦。つまり、平凡な蕎麦、今まで食べてきた蕎麦の平均であるかのような蕎麦、ではあったんだけど、年末感のある雰囲気に浸れたので満足した。
駅からの帰り道には、満開の椿を立ち止まって眺める。冬の夜の赤は迫力があって、すこしだけこわい。
帰宅後、いただきものの揚げまんじゅう*1食べながら、やなか珈琲でかった神田ブレンドというのをためす。こげたキャラメルみたいないい匂い。あっさりして飲みやすい。まんじゅうもおいしい。冬です。