文化庁メディア芸術祭/平成18年度受賞作品発表

受賞作品一覧はこちら(http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/index.html

エンターテインメント部門は「大神」。前の前のゲームショウでさわったっきりだけど、きれいなゲームだったな。感覚で操作できるとこがすてきだった。やりたい。それから優秀賞にCORNELIUS「Fit song」(MV:辻川 幸一郎)の映像も入ってます。これは見たことないんだけど、辻川 幸一郎さんの作品では、スーパーカーの「WONDER WORD」が印象に残ってます。
アニメーション部門は、「時をかける少女」。でしょう、と思う。あと荒井良二さんの原作を「冬の日」の和田敏克さんがアニメーションにしたもの(なのかな?)もあって、見てみたいと思った。(http://www.polta.net/index.html
マンガ部門は「太陽の黙示録」/かわぐちかいじかわぐちかいじさんの漫画は、最初の数回「おもしろー!」と思ってもだんだんついていけなくなることが多いのですが、これはまだ読んだことない。優秀賞に「大奥」と「よつばと!」が入っている。「百鬼夜行抄」も。「大阪ハムレット」は読んでみよう。一作品、自主制作のものがあって、それも読んでみたい。

受賞作品展
日時 : 平成19年2月24日(土)〜3月4日(日)
会場 : 東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)

 仏像 − 一木にこめられた祈り@東京国立博物館

行ってきました。仏教徒でもなく知識もないですが、仏師を目指してる友人の影響で興味があったのと、一木から彫り上げた仏像、というとこに、なんかぐっとくるものがあって。
館内は混雑していたけれど、じっくり見れないほどというわけじゃなく、知識などなくても素直に楽しめた。手を合わせる人もいれば、「○さんににてるね」なんて話をしている人もいる。自由だ。そして、仏像にはなんかこう、威力があるなと思う。そして中には「これだ、」と思ってしまう像というのがある。あった。あるもんなんだな、と思った。
その像は、からっぽな顔をしていた。他の像には、少なからず性格のようなものを伺わせる表情があり、もしくはとても写実的で、美術品としての品があったりするのだけれど、その像は、からっぽな顔をしていた。
からっぽ、ということは、つまりどんな事柄も飲み込むような大きさがあるということだ、なんて私は思う。でもそれはすごく小さくも思える。やさしくて、静かな仏像だった。
全部見終わってからもう一度そこへ戻り、その顔を記憶しようと思ったのだけど、もう忘れかけている。絵葉書などもなかった。でもいつか、また見てみたいと思う。いつもは奈良国立博物館にあるらしい。
それから後半は円空と木喰の仏像。円空の仏像は、どれもいい顔をしている。トーテムポールみたいな三体の、左の善財童子立像の顔が特に好きだ。ニョロニョロみたいでもある。「一木」というテーマにもっともあった仏師なんだろうな。

 建物に入りたい

2006年10月1日、阿佐ヶ谷住宅テラスハウスにアート・ギャラリー「とたんギャラリー」がオープンいたします。2007年4月に取り壊しが決定したことを契機に、この空間をもっと色々な人に知ってもらいたい、という想いからギャラリー計画が浮上しました。築48年の歴史を持つ阿佐ヶ谷住宅で、その「終わり」をどう迎えるか。その場所性、空間、記憶、アート、そして人と人とをつなぐ、かつてないコンセプトのアート・プロジェクト「TOTAN GALLERY PROJECT」が、ギャラリーオープンとともに始動します。
http://www.totan-gallery.com/

mikkさんのところ(http://d.hatena.ne.jp/./mikk/20061018/p2)で知りました。実際の住人の方が、自宅の一階をギャラリーにして公開しているらしい。取り壊しの話にちょっとびっくりしつつ、建物の中に(人の家なわけだけど)入れるってのには、惹かれる。

その中がどうなってるのか、知りたいと思う建物はたくさんあるけれど、たいていの建物は、眺めているだけで、中に入ることはなかったり、入れなかったりする。そして、その多くは、もうないんだな。
そういえば小学生の頃に不法侵入しかけた家は、入り口から玄関までずっと、腰くらいの高さの草やらすすきが生えてて、空き家かお化け屋敷だとかいってたのに、大人になってから有名な画家(私でも知ってる)の家だときいて、びっくりした。中には露伴先生がいたと思う。

 勝手に広告展』ggg で開催!

雑誌『relax』『Casa BRUTUS』誌上に掲載してきた「勝手に広告」
 を、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で、展示します。
展示期間:10月5日(木)〜 10月28日(土)
開館時間:11:00 〜 19:00(土曜 18:00 )
休館日:日曜・祝祭日 / 入館無料
http://www.masahicom.com/topics/index.html

これいきたい。明後日はギャラリートークもあるそうですが、たぶんきっと入れないだろう。

 斉藤芽生

斉藤芽生さんの新作が11月末に見れる。
前に美術手帖の特集で知ってから、ずっと実物みたいなーと思ってたので楽しみです。

齋藤芽生「晒野団地四畳半詣」
さいとう・めお「さらしのだんち・よじょうはんもうで」
11月24日(金)ー12月23日(土)
Gallery ART UNLIMITED
107-0062港区南青山1-26-4 六本木ダイヤビル3F

ichinics2006-09-27
作品はここ(http://www.artunlimited.co.jp/meo/gallery.html)で見れます。
私は「遊隠地」シリーズと今回見れる「晒野団地」シリーズが特に好き。
「カステラ、カステラ!」(たくさんのふしぎ/2006年2月号)で絵を描かれてたってのもサイトで知って、これは近いうちに買う。