「Parallel Worlds, Parallel Lives」

Eels の新譜、「Hombre Lobo」(id:ichinics:20090613:p1)の国内盤を買った友人にライナーを貸してもらって読んでいたら、こんな話が書いてあった。

2007年には批評筋から高評価を得た自伝「シングス・ザ・グランドチルドレン・シュッド・ノウ」を出版。また、Eと量子物理学者である父のヒュー・エヴェレット?についてのドキュメンタリー映像『パラレル・ワールド、パラレル・ライヴ』はBBCがプロデュースし、数々の賞を受賞。これは2008年秋には編めるかでPBS NOVAシリーズとして放送された。

Eのお父さんは物理学者だった、という話は以前にも読んだことがあるけれど、ちょっと気になって検索してみると、以前何かの本*1で読んで名前だけ知ってた「エヴェレットの多世界解釈」の人だった。そういやEもエヴェレットだ。
Eの家族の話については、インタビューやこれまでのライナーノーツで度々触れられてきたけど、そこで「パラレルワールド」という言葉が出てきていたのはそういうことだったのか、と腑に落ちたような気持ちになった。

とても興味があるので、いつかこのドキュメンタリーが日本でも放送されたらいいのになと思います。あと自伝は英語でいいから買えないかなあと思ってる。
それにしても、ライナーにある『ブリンキング・ライツ』後、3回行われたというワールドツアーに日本が入っていなかったのはすごく残念だ。

関連

  • こちらに「Parallel Worlds, Parallel Lives」の感想が書かれていて、さらに見てみたくなりました。

http://d.hatena.ne.jp/./nohunohu/20090524

  • あとBBCの解説

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/7113098.stm

*1:永井均さんかイーガンかだと思う

 カレー味

以前、ヨーグルトカレーを作るために買ったカレー粉を愛用している。瓶にインディアンの顔が書いてあるやつ*1で、フタあけると「カレー味」の匂いがする。
ひとりで晩ご飯を食べる場合、いわゆる家カレーのような「カレーライス」のためのカレーを作るには時間もお腹も保存のための冷蔵庫も足りない。でもカレーが食べたい。せめて2食食べきりくらいの分量を、30分から1時間くらいで作りたい、というときに、このカレー粉はとても便利。
というわけで今日も、タマネギみじんをバターで炒めカレー粉小さじ1を投入、粉っぽさがなくなった頃に具になる豚肉とにんじん、茄子を炒め合わせて、水、コンソメ、フタしてちょっと煮て味整えたもの、を食べたりした。簡単。ただし、これで出来上がるのは「カレーっぽいもの」なので、家カレー主義の人にはこんなのカレーじゃないと言われるんだろーなと思いながら、カレー欲を満足させる。
例えば、チョコレートは大好きなのに、チョコレート味のものってあんまり好きじゃなくて、チョコ味のクッキーよりはチョコチップ入りクッキーのが好き。
だけどカレーはカレーもカレー味のカールもカレーうどんも好きだな。とか思いながらカレー粉で黄色くなった木べらを洗った。