「天使の囀り」/貴志祐介

天使の囀り (角川ホラー文庫)

天使の囀り (角川ホラー文庫)

貴志祐介さんの本を読んでみたいなーと思い、おすすめしていただいたこの作品を読みました。面白かったです。
主人公の精神科医が、アマゾン調査の仕事後、人が変わったようになってしまった恋人の死の謎を追う…という物語。
あとがきを読むと、この本が出た頃はちょうど「バイオホラー」ブームだったらしい。言われてみればそんな頃があったような気がするけどたぶんその枠に入る小説を読むのはこれが初めてでした。
なのでジャンルとしてどうってことはよくわからないのだけど、読みながら、主人公の恋人と同じ状態になった人の「主観」も読んでみたいなーと思いながら読んでいて、でもそうなったら、この作品はSFになるような気もした。そしてそれがないからサスペンスになっているのだとも思った。
そもそも、そういった自分の中のSFのイメージがあってるのかどうかもよくわからないのだけど、「人はどこまでその人自身か」という話を、SF以外の形で読むのが新鮮で面白かったです。

 トイストーリーと夏休み

夏休み初日は、「トイストーリー2」のDVDを見てから、阿佐ヶ谷の七夕祭りに行った。今3の映画をやっているからか、トイストーリー関連のはりぼてがたくさんあって嬉しかった。
お目当てのビールにたどり着いたところから、あれこれ買い食い。最後に食べた入り口のところにあるおだんごやさんの海苔だんごがとってもおいしかったです。
お祭りを堪能した後は近くの飲み屋で軽く飲む。のんびりした夏らしい1日だった。

その翌日はディズニーランド! に行った。晴天でジリジリするほど暑かったけど、やっぱりとても楽しかった。
夏休みだから家族連れが多くて、並んでる間もいろんな人のやりとり見てるだけで面白い。拾ったポップコーン食べようとしておねえちゃんに怒られてる弟とか、歩いてる白雪姫とごく自然に手を握って歩き始める少年のスマートさとか。
今回一番の目当ては復活したキャプテンEO。マイケルがとってもかっこよかったです。たぶん昔はなかった(気がする)ちょっと笑っちゃうようなしかけもあって、終わったあとには拍手がおきていた。
朝9時から行ってたのに、夜9時にもまだ大笑いしながらティーカップ乗ったりしてて、ほんとディズニーランドの威力はすごいなーと思う。MPが1.5倍くらいになってた。最後にパレードも見て、大満足で帰宅。楽しかった!

翌日、「トイストーリー」の1を見て、ようやく3に至る思い出のもろもろを補完できてぐっときた。1ではちょっと心が狭いようにも思えるウッディの3での活躍を思い、アンディの成長を思い、ああシリーズものっていいなあと思う。
バズの「飛んでるんじゃない、落ちてるんだ、かっこつけてな」っていう台詞がとても好き。私もかっこつけたいと思いました。

トイ・ストーリー [DVD]

トイ・ストーリー [DVD]