センサービーム〜タイ料理を食べる

会社の裏口に、ゴミ捨て場があるのだけれど、階段でそこへ降りて行くと、途中でセンサーに反応し、ぱっと電気がつく仕組みになっている。
あの、よく駐車場とかについているやつ。
あれに遭遇する機会があまりなかった私は、最近ゴミを捨てに行く役を買って出るのがお気に入りで、階段を降りながら、ぱっ、と電気がつく度に、なんとなく「くるしゅうない」という気分になる。

そんな気分を味わいつつ、今日も新宿で友人とまちあわせてごはん。
久しぶりにタイ料理を食べた。ナンプラーの味が久々で美味しい。デザートの豆乳ココナツプリンもこってりとろっとしててすてき。
そういえば最近海外旅行をしていないな、としみじみ思う。外国に行ってまずやることといえば、やっぱり食べたことのないものを指して注文し、その未知の味をためすこと。今までの経験上、うまーい、となる確率は半分くらいであんまり高くはないかもしれないけど、食べ物の思い出、匂いとか味とかってそのときの風景とかと結びつくとすごく鮮明な気がする。
屋台のテーブルの上、レトロな花柄のビニールのクロスとか、そこから見える大通りを行き交う、バイクに二人乗りしたカップルとか、自分のはいている埃まみれのビーチサンダルの原色とか、小さい男の子が売りに来るぬるい瓶入りコーラとか。
そんなことを考えてたら今朝方シンガポールにいる友人から「遊びにこない?」というメールが来ていて、まじめに日にち調整してみようと思う。