「よつばと!」5巻/あずまきよひこ

よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5))

よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5))

「おわらない夏のおわり」、と帯に書かれてるのをみて、4巻の感想をいろいろ読んでいた時に「おわらない夏」について書いてる方が多いなぁと思ったことを思い出し、おー、と思った。やっぱり舞台が夏であることは、ほかの季節に比べるとずっと特別で、それはなんでだろって考えると、やはり「夏休み」だからって浮かぶんだけど、でもそれだけじゃない、あの特別さは何なのかなぁ。夏は、やたらと楽しい。あんまり深く考え込む気がしない。晴れている日が多い。思い出がいっぱい。全部夏休みのような。
よつばとてつだい!」はオチがうまいなーと思った。確かに子供って、因果関係抜きにして最後(最新)のことを言うよな。「よつばとやんだ!」は最初やんだの見た目がなんか、あずまさんの絵っぽくないような気もしたけど(高校生かと思ったよ)、珍しくよつばが敵意をあらわにしている回でおもしろかった。それから、ビデオレンタル店でよつばが歌ってる歌はもう元の歌詞思い出せない。「よつばとうみ!」は風香面白い。「手を埋めて波がきても流されない遊び」は次海行ったらやりたい。(だめか?)
5巻は全体的に、なんとなく、よつばが大きくなってるというかボキャブラリーが増えてるような気がした。次の季節ではどうなるんだろうな。
夏の終わりはさみしいけど、でも私にはこれから夏がくるんだよな。なんかうれしい。