フィア・ユアセルフ/Daniel Johnston

フィア・ユアセルフ

フィア・ユアセルフ

悪魔とダニエル・ジョンストン』を見てから、ほぼ毎日ダニエル・ジョンストンを聞いている。ずっと昔に買って、ずいぶん聞いたアルバムでも、初めて見た動くダニエルと、あの部屋を思い浮かべるだけで、より鮮明に聞こえるように思う。音楽に、人となりとか関係あるの? って自分に毒づいたりもするけど、だってこれは、そうなっちゃったとしかいいようがない。音だけ好きでもじゅうぶんだけど、その人に惹かれることで、もっと好きになるなら、それはそれでいいじゃないか、とも思うし。
そして今さらながら、2002年の来日にいけなかったことが、悔やまれて仕方ない。いつか見ることができるんだろうか…。
このアルバムはその来日の少し前に発売されたもので、私の好きなsparklehorseのマーク・リンカスさんがプロデュースを担当しています。例えば「Must」で聞けるアレンジなんか秀逸だと思うんだけど、「Love Enchanted」や「Forever Your Love」や「You Hurt Me」など、ダニエルのピアノが聞ける曲がやっぱりいいなぁ、、、と思う。
真っ暗な道をかえって、家について、ふかふかのベッドに倒れ込むときの、あの感じ。音楽ってすごいな。