なんでもない日ばんざい。


日記に書くことがないな、と思うときのほとんどは、前にも似たようなこと書いたなーってためらうときのような気がする。朝起きて寒かったり暑かったり、天気がよかったり遅刻したり、買い物をしたり友達にあったり、考えこんでたりただぼんやりしていたり。どれも同じではないんだけど、言葉や文章にしてしまえば、ほとんど見分けがつかなくなってしまうような気もして、つい手をとめる。
それでも何か書きたくなるのは、私が単純にキーボードを打つのが好きだからというか、頭の中で喋るスピードとほぼ同じタイミングで文字が打ち出されていく感じが、ちょっとシューティングゲームみたいで楽しいからなんだと思う。それから、書き終わって読み直す時の、例えば自転車にのって最初にペダルを踏み込んだときに、ちゃんと前に進む手応えみたいなのを確認するのも好きだ。
だから、何か書きたいときには、これいつかと同じだなと思っても、なるべく気にしないようにしている。もしくは、適当に思いついた言葉から、なんとなく書き始めて、どこに着地するかわからないままだら書きしてみる。まとまらないことも多いけど、それはそれで、なんでもない日のなんでもない日記になるんじゃないかと思う(前向きな発言)。