カーテン、電車、ドトール

月曜日、カーテンを注文していた先から、当面休業になるので店舗受け取りができなくなったという連絡をもらった。ありがたいことに無償で発送に切り替えてくれるようなので、カーテンなしの生活を送ることにはならなそうだけど、まだまだ決めなければならないことが多々ある中、この調子でちゃんと引っ越しができるのか不安だ。

火曜日、いよいよ緊急事態宣言がだされる……というニュースを見ながらいつも通りの出勤準備をする。電車もここひと月は通常の7割程度の乗車率に落ち着いているけれど、せいぜい「人と触れ合わずに立てるくらい」というものだ。いろいろと落ち着かないけれど、天気がいいので、それなりに機嫌は良い。
帰りの電車で友人に出くわし、少しだけど話ができて嬉しかった。

水曜日、緊急事態宣言がだされたせいか、通勤電車は目に見えて人が減った。おそらく最寄りの路線でいえば休日の昼間くらいだと思う。つまり空いてはいない。みんな途方にくれた顔をしている。
このまま漫然と通勤を命じられたらどうしよう、と思っていたが、勤め先でもなんとか隔日で在宅と出勤を入れ替える勤務体制をとることに決まった。運用はおそらく来週からになる。全てが遅いよね…なんていいながら昼休みにいつものドトールへ向かうと、緊急事態宣言が解除されるまで休業という張り紙があった。
私はほぼ毎日、1日に2回ドトールに行く。ちょっと一息つきたい、というときは知らない街でもドトールを検索するくらい、ドトールセーブポイントとして生活しているので、
いつものドトールの急な休業にはかなり動揺してしまった。もともと目減りしていた出社のモチベーションが一気に3パーセントくらいまでに落ちた。
在宅勤務がはじまったら近所の気に入りの店が夜営業の代わりに始めたと言う弁当を食べるのだけが楽しみだ。