ラーメンズ

時々、猛烈にその人になりたくてたまらなくなる人がいる。
才能がうらやましいとか、たんたんとした気持ちでいられるところがすごいとか、まあ理由はいろいろあるんだけど、好きという気持ちとすごく近いようでいて、なりたい、はまたちょっと違う。

ハチミツとクローバー』にて、野宮に対して真山が持っている憧れに近いものだとおもう。
「自分の理想形が目の前を歩いてる」
真山ほど、その理想に近づけていないけれど、私にも
「そうそう! 私はこういう人になりたかったんだよ」
と思ってしまう人がいる。

そして最近の私が一番「なりたい人」が、ラーメンズ小林賢太郎さんである。
声がいい。身のこなしもいい。表情もいい。
なによりその頭脳とセンスが素晴らしい。
あんな人になれたら、と思ってしまう。

私がラーメンズに興味を持ったのは、ごく最近のことだ。
知ってはいたけれど、知ろうとしてなかった。
しかし縁あって舞台のビデオを見たら、その魅力にやられてしまった。
コントというか芝居というか、星新一ショートショートに近い世界だと感じた。
以来、1週間に2本づつ、レンタルして見ている。
はじめは今までラーメンズを知らずに過ごしてきた期間がもったいなく、悔しい気持ちにもなったが、今はもう見ていないビデオの方が少なくなってきて、少し寂しい。
けど喜び勇んで借りにいってしまう。
というかもうDVD-BOX買うことにします。

ラーメンズ The Box Set of Four Titles Rahmens [DVD] ラーメンズ DVD-BOX

という訳で、仕事帰りに買いに走ったけれど、昨年12月に出たほうは売り切れ!
なので、その前に出たBOXを購入しました。
「椿」「鯨」「零の箱式」「雀」が入っているもの。嬉しい。
ついでにWilcoの買ってなかったアルバム「a ghost is born 」も購入。